
面接でわかる「定着する外国人・辞める外国人」の見分け方|10のサインと質問例【2026年版】
結論|面接で「定着する人・辞める人」を見分けるには
見るべきは①来日動機の具体性 ②前職の辞め方 ③日本語学習の継続性 ④逆質問の質 ⑤受け答えの一貫性を含む「10のサイン」。早期離職の多くは「聞いていた話と違った」というミスマッチが原因で、面接で防げます。本記事の10サイン・良い例/要注意例・質問例・評価シートで、辞めない人を見極められます。(2026年6月時点)
「採用したのに数か月で辞めてしまった」「思っていた人と違った」——外国人採用に取り組む経営者・人事の方から、最も多く寄せられるお悩みです。せっかく時間と費用をかけて受け入れても、早期に離職されては採用は振り出しに戻り、現場の負担も増えます。一方で、面接の段階で「この人は長く働いてくれそうか」を見抜く観点を持っていれば、早期離職や失踪のリスクは大きく下げられます。本記事では、出入国在留管理庁・厚生労働省の公開統計と当社の支援知見をふまえ、面接で見抜く「定着する外国人・辞める外国人」の10のサインを、それぞれの「良い例/要注意例」と「質問例」つきで整理します。在留資格ごとの転職・転籍のしやすさという前提も正確に押さえ、採用後の定着施策まで解説します。(2026年6月時点)
📋 30秒早見表|定着する人・辞める人の見分け方
| 最重要の3サイン | 来日動機が具体的/前職を円満に辞めている/受け答えに一貫性がある |
| 辞める人の典型 | 動機が「お金だけ」で曖昧/前職を「給料が安い」とだけ説明/逆質問がない・給与と休みだけ |
| 早期離職の最大要因 | 「聞いていた仕事・生活と違った」ミスマッチ。大変な部分こそ面接で正直に伝える |
| 在留資格の前提 | 特定技能=同一分野で転職可/技能実習=原則転籍不可/育成就労=条件付き転籍/技人国=転職可 |
| 面接で終わらせない | 見極めだけでなく、面接は「定着支援の出発点」。生活・相談・キャリアの準備までセットに |
▸ 定着/離職の構造/▸ 在留資格別の転職・転籍/▸ 見抜く10サイン/▸ 評価シート/▸ 採用後の定着施策/▸ FAQ
✅ この記事でわかること
- なぜ外国人材が早期離職・失踪するのか、その構造を公開統計から正しく理解する
- 在留資格ごとの「辞めやすさ・転職のしやすさ」の正確な違い(誤解しやすいポイントも)
- 面接で「定着する人・辞める人」を見抜く10のサインと、各サインの良い例/要注意例・質問例
- 主観に頼らず複数人で採点できる「定着見極め評価シート」
- 面接で見えた弱点を、入社後の定着施策へつなぐ具体的な手順
1. なぜ辞めるのか|定着と早期離職の「構造」を知る
外国人材が辞める理由を「本人の問題」だけで片づけると、対策を誤ります。早期離職や失踪の背景には、採用時のミスマッチ・生活面の孤立・コミュニケーション不全・処遇への不満といった、企業側が面接や受け入れ準備で防げる要因が多く含まれます。逆に言えば、面接でこれらの芽を見抜き、入社前にすり合わせておけば、定着率は大きく改善します。
公開統計からも、その傾向は読み取れます。出入国在留管理庁の公表によれば、技能実習生の失踪者数は2024年で約6,500人とされ、前年から大きく減少したものの依然として無視できない規模です(失踪=監理団体等から機構へ「行方不明」の届出が出された人数。届出後に所在が把握される人も含まれます)。また、特定技能1号として在留する人のうち転職経験のある人は全体の2割強に上り、その多くが在留後3年以内に動いているという分析もあります。これらは「外国人材は流動的」という前提ではなく、「定着の土台を面接と受け入れで作れているかが問われている」と読むべきです。(出入国在留管理庁・関連分析/2026年6月時点)
| 早期離職・失踪の主な要因 | いつ生まれるか | 面接・受け入れでの防ぎ方 |
|---|---|---|
| 仕事内容のミスマッチ | 面接時(説明不足) | 大変な部分こそ正直に説明。動画・写真で現場を見せる |
| 給与・労働条件への不満 | 面接時(条件の曖昧さ) | 手取り・残業・昇給を数字で提示し、本人に復唱してもらう |
| 生活面の孤立・不適応 | 入社後(受け入れ不足) | 住環境・買い物・相談相手を事前に用意。生活設計を面接で確認 |
| 意思疎通の不全 | 入社後(日本語・体制) | 日本語の実力を面接で実演確認。やさしい日本語・絵カードを準備 |
| キャリアの見えなさ | 面接〜入社後 | 昇給・資格取得・在留資格の将来像を面接で具体的に示す |
ポイントは、多くの要因が「面接時」に芽を持つことです。仕事のきつい部分を伝えずに採用すれば「聞いていた話と違う」になり、給与を曖昧にすれば「思ったより手取りが少ない」になります。面接は「良い人かどうか」を見るだけの場ではなく、ミスマッチを事前に潰し、長く働ける土台を一緒に作る場だと位置づけることが、定着の第一歩です。
📌 公式情報源:出入国在留管理庁 公表情報(失踪者数ほか)/厚生労働省 外国人雇用
2. 「辞めやすさ」は在留資格で違う|転職・転籍の正確な前提
「外国人はすぐ辞める」という不安の中身は、在留資格によってまったく異なります。制度ごとに転職・転籍のしやすさが違うため、面接で重く見るべき点も変わります。ここを正確に押さえないと、対策を誤ります。よくある誤解は「育成就労になれば自由に転職できる」ですが、これは正しくありません。
| 在留資格 | 転職・転籍のしやすさ | 面接で重く見る点 |
|---|---|---|
| 特定技能1号 | 同一の分野・業務区分内であれば転職が可能(手続きは必要)。国内転職者は流動性がやや高い傾向 | なぜ前職を辞め自社を選ぶのか。長期就労の本気度 |
| 技能実習 | 原則として転籍(転職)は不可。やむを得ない事情がある場合などに限り例外的に認められる | 途中離脱(失踪)を招かない、生活・人間関係の安定性 |
| 育成就労 (2027年4月施行予定) | 条件付きで本人意向の転籍が可能(「自由・無条件」ではない)。同一業務区分・一定の在籍期間経過・技能/日本語の水準など複数の要件を満たす必要 | 未経験者の伸びしろ・素直さ・学ぶ意欲 |
| 技術・人文知識・国際業務 (技人国) | 転職が可能(同じ在留資格の活動範囲内)。専門人材のため待遇・キャリアでの引き止めが重要 | 専門性・キャリア展望と自社が提供できる成長の一致 |
⚠️ 誤解しやすいポイント:育成就労の転籍は「自由」でも「無条件」でもありません。①同一業務区分内であること ②分野ごとに定める転籍制限期間(1年以上2年以下)を経過していること ③一定水準の技能・日本語能力を修得していること ④民間の職業紹介を介さないこと(紹介は監理支援機関・育成就労機構・ハローワークに限る)など、複数の要件を満たして初めて可能になります。「育成就労なら辞められやすい」という前提で身構えるのは正確ではありません。
つまり、特定技能と技人国は本人の意思で転職しうるため「選ばれ続ける職場であること」が定着の鍵、技能実習は転籍が原則できないぶん「途中離脱(失踪)を生まない生活・人間関係の安定」が鍵、育成就労は条件付き転籍を前提に「育成と納得感のある処遇」が鍵——と、力点が変わります。在留資格と転籍の詳細は育成就労の転籍ルール、制度全体の違いは育成就労と技能実習・特定技能の比較、特定技能の全体像は特定技能 完全ガイド、技人国は技人国ビザの解説で詳しく扱っています。
📌 公式情報源:出入国在留管理庁 特定技能/出入国在留管理庁 育成就労/育成就労Q&A(転籍)
3. 面接で見抜く「定着する人・辞める人」10のサイン
ここからが本題です。面接で「定着する人・辞める人」を見分ける10のサインを、それぞれ「良い例(定着しやすい)/要注意例(早期離職のリスク)」と「使える質問例」つきで解説します。1つの要注意で即不採用にするのではなく、複数のサインを総合して判断するのがコツです。1つ気になる点があっても、面接の場で深掘りすれば誤解だったと分かることもあります。
| # | 見るサイン | 定着しやすい(良い例) | 要注意(離職リスク) |
|---|---|---|---|
| 1 | 来日動機の具体性 | 目的と理由が一貫して語れる | 「お金」だけ・抽象的 |
| 2 | キャリア展望 | 数年後の像を自分の言葉で描ける | 「分からない」で止まる |
| 3 | 家族・送金など生活設計 | 目的が現実的・正直 | 借金の返済に追われ余裕がない |
| 4 | 前職の辞め方 | 円満・前向きな転職理由 | 他責ばかり・短期離職の連続 |
| 5 | 日本語学習の継続性 | 今も学び続けている | 合格後は勉強をやめた |
| 6 | お金以外の動機 | 技能・成長・人への関心がある | 条件面以外に関心がない |
| 7 | 仕事・職場への理解 | 大変な面も把握して応募 | 良いイメージだけで誤解がある |
| 8 | 通訳への依存度 | 簡単な指示に自分で反応できる | 全て通訳頼み・聞き返せない |
| 9 | 逆質問の質 | 仕事・成長・生活の質問が出る | 質問なし・給与と休みだけ |
| 10 | 受け答えの一貫性 | 話の筋が通り矛盾がない | 話が二転三転・誇張がある |
サイン1|来日動機の具体性
「なぜ日本で・この仕事で働きたいのか」が一貫して語れる人は、つらい時期も目的に立ち返って踏ん張れます。逆に「お金を稼ぎたい」だけで止まる人は、より高い条件の職場が見えた瞬間に動く可能性が高まります。送金が目的なのは正直で良いことですが、その先に「何のために」という目的があるかを見ます。
質問例:「なぜ日本で働きたいと思いましたか」「数ある仕事の中で、なぜこの仕事ですか」「日本で稼いだお金を、何に使う予定ですか」
サイン2|キャリア展望
数年後の自分を自分の言葉で描ける人は、その実現の場として職場を捉えるため定着しやすくなります。「分からない」で止まる人は、目の前の条件だけで職場を選びがちです。なお育成就労(2027年4月施行予定)から特定技能、さらに技人国へとつながる道筋を示せると、長期就労の動機づけになります。
質問例:「3年後・5年後、どんな自分になっていたいですか」「日本で何年くらい働きたいですか。その後の計画は」
サイン3|家族・送金など生活設計の現実味
生活設計が現実的かどうかは定着に直結します。家族のために真面目に長く働きたいという動機は、強い定着の土台になります。一方、来日のために多額の借金を抱え、その返済に追われて余裕がない状態は、より高収入を求めて早期に動く・追い込まれて失踪する、といったリスクと結びつきやすいため、無理のない範囲で確認します。
質問例:「毎月いくらくらい家族に送りたいですか」「日本での生活費はどのくらいを見込んでいますか」(適正な手数料・契約だったかは送り出し機関の確認とも合わせて)
サイン4|前職の辞め方
国内で転職してくる人(特定技能・技人国など)では、前職をどう辞めたかが最も雄弁なサインです。不満が「給与」「人間関係」「仕事内容」のどれだったか、そして他責ばかりでないかを見ます。短期離職を繰り返している場合は、各回の理由をていねいに確認します。退職・転職の手続きが現職や支援機関と整理できているかも、入社時期のトラブルを避けるために確認しておきます。
質問例:「前の仕事を辞めた一番の理由は何ですか」「前職で良かったことも教えてください」「今の会社や支援機関は、転職活動を知っていますか。いつから働けますか」
サイン5|日本語学習の継続性
試験に合格した「後も」学び続けているかは、伸びしろと定着意欲を映します。日本語が伸びれば現場のストレスが減り、孤立しにくくなります。逆に「合格したから勉強はやめた」という人は、入社後のコミュニケーション不全につながりやすい傾向があります。
質問例:「日本語の勉強は、今どんな方法でしていますか」「最近覚えた日本語を教えてください」(特定技能1号の日本語の目安はJLPT N4/JFT-Basic A2相当)
サイン6|お金以外の動機
収入はもちろん大切ですが、それ「だけ」だと、より高い条件の職場が見えた瞬間に動機が揺らぎます。技能を身につけたい・人の役に立ちたい・日本の文化を知りたいなど、お金以外の関心がある人は、職場との結びつきが多面的になり定着しやすくなります。
質問例:「この仕事のどんなところに魅力を感じますか」「仕事で『うれしい』と感じるのはどんな時ですか」
サイン7|仕事・職場への理解(ミスマッチ防止)
早期離職の最大要因は「聞いていた仕事と違った」というミスマッチです。だからこそ面接では、良い面だけでなく大変な面(立ち仕事・夜勤・繁忙期・気温や臭い・冬の寒さなど)こそ正直に伝え、その上で「それでも働きたいか」を確認します。現場の写真や動画を見せながら説明すると誤解が激減します。本人が大変な面も理解して応募しているかが、定着の分かれ目です。
質問例:「この仕事は立ち仕事で〇〇が大変ですが、大丈夫そうですか」「当社のことを、どこまで知って応募しましたか」(+現場の写真・動画を提示)
サイン8|通訳への依存度
通訳を介す面接は丁寧ですが、それだけだと「言えるけれど分かっていない」人を見抜けません。通訳を一度外し、簡単な指示や日常会話に自分で反応できるかを見ます。完璧な日本語は不要ですが、「分からない時に聞き返せるか」は現場の安全と定着に直結します。分かったふりをする人は入社後のトラブルにつながりやすいので要注意です。
質問例:(通訳を外して)「今日はどうやってここまで来ましたか」「これを2つ持ってきてください」など簡単な指示を実演/「分からない言葉はありましたか」
サイン9|逆質問の質
面接の終盤の「何か質問はありますか」は、本人の関心がどこにあるかを映す鏡です。仕事内容・成長・チーム・生活に関する質問が出る人は、入社後の自分を具体的に想像できています。一方、質問がまったくない、あるいは給与・休み・残業代だけに集中する場合は、条件次第で動く可能性を念頭に置きます(条件確認自体は正当なので、それ「だけ」かを見ます)。
質問例:「最後に、聞いておきたいことはありますか」「入社までに準備しておきたいことはありますか」
サイン10|受け答えの一貫性
最後に、面接全体を通して話に筋が通っているか・矛盾がないかを見ます。動機・経歴・希望条件が場面ごとに食い違う、経歴や資格に誇張がある、といった場合は、入社後に「話が違う」となりやすく、信頼関係の土台が崩れます。同じ内容を角度を変えて二度聞き、答えがぶれないかを確認すると見抜きやすくなります。
質問例:(序盤と終盤で)「もう一度、辞めた理由を教えてください」など同趣旨を再確認/「履歴書のこの経験を、もう少し詳しく教えてください」
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4. 主観に頼らない「定着見極め評価シート」
「なんとなく感じが良い」で決めると、面接官ごとに判断がぶれ、早期離職につながります。10サインを5つの評価軸に束ね、各5点で採点すると、複数候補を公平に比較できます。複数の面接官が同じ軸で採点し、点を持ち寄ると判断が安定します。宗教・家族構成・支持政党・結婚や出産の予定など、仕事の適性に関係のない事項は評価軸に入れません(厚生労働省も、こうした事項を採用選考の材料にしないよう求めています)。
| 評価軸 | 対応するサイン | 高評価のサイン |
|---|---|---|
| ①動機の本気度(重み大) | 1・3・6 | 来日動機が具体的・お金以外の関心がある・生活設計が現実的 |
| ②定着・継続志向(重み大) | 2・4 | 将来像を描ける・前職を円満に・前向きに辞めている |
| ③意思疎通・学ぶ姿勢 | 5・8 | 日本語学習を続けている・分からない時に聞き返せる |
| ④仕事理解・適性 | 7・9 | 大変な面も理解して応募・仕事や成長への逆質問が出る |
| ⑤誠実さ・一貫性 | 10 | 話に矛盾がない・経歴に誇張がない |
| 評価軸(各5点) | 点数 | 所見メモ欄 |
|---|---|---|
| ①動機の本気度(重み大) | /5 | |
| ②定着・継続志向(重み大) | /5 | |
| ③意思疎通・学ぶ姿勢 | /5 | |
| ④仕事理解・適性 | /5 | |
| ⑤誠実さ・一貫性 | /5 | |
| 合計 | /25 | 赤信号(即見送り要素)の有無: 有 ・ 無 |
※ 目安:20点以上=積極採用/15〜19点=条件付き可(弱点の補強策を決める)/14点以下=見送り。ただし①動機が2点以下、または「赤信号」がある場合は、合計に関わらず慎重に判断します。
⚠️ 合計が高くても慎重に判断すべき「赤信号」:来日動機が最後まで曖昧/経歴・資格に嘘や誇張がある/短期離職を繰り返し理由が他責ばかり/受け答えが二転三転する/理解していないのに分かったふりをする。これらは入社後のミスマッチ・早期離職・失踪の前兆になりやすいため、点数とは別枠で記録します。
5. 面接は「定着支援の出発点」|採用後にやるべきこと
どんなに見極めても、受け入れ体制が弱ければ定着しません。面接は「合否を決める場」であると同時に、定着支援の出発点です。面接で見えた弱点や希望(日本語が弱い/生活が不安/キャリアを描けていない等)に対して、入社前から準備を整えておくと、早期離職を大きく防げます。下表のように「面接で見えたこと → 入社後の打ち手」をつなげるのが要点です。
| 定着の柱 | 具体的な打ち手 | 面接で確認しておくこと |
|---|---|---|
| 生活サポート | 住まい・買い物・交通・銀行・通院の案内。生活の立ち上げを伴走 | 生活の不安・宗教や食事の希望(配慮目的で)・通勤手段 |
| 相談体制 | 困った時の相談相手を明確化。母語で相談できる窓口・定期面談 | 困った時に誰にどう相談するか・SOSを出せるか |
| 意思疎通の支援 | やさしい日本語・現場用語の絵カード・多言語掲示・翻訳アプリの活用 | 日本語の実力・聞き返せるか・学習継続の意欲 |
| キャリアパス提示 | 昇給・資格取得・在留資格の将来像(特定技能・技人国への道)を共有 | 将来像・成長意欲・何年働きたいか |
| 条件の明確化 | 手取り・残業・休日・昇給を書面で明示。入社後にズレを残さない | 条件を正しく理解しているか(本人に復唱してもらう) |
特に効果が大きいのがキャリアパスの提示です。面接や入社時に「3年で資格を取れる」「将来は特定技能・技人国へ進める道がある」と具体的に示すと、目の前の大変さを乗り越える動機になり、早期離職を防げます。また、家族とのつながりを大切にする人には、休暇や帰省の希望を早めにすり合わせておくことが定着につながります。業種ごとの面接・受け入れの具体策は、介護の外国人面接ガイド、飲食店の外国人面接ガイド、宿泊業の外国人面接ガイドで解説しています。介護現場での指導・定着のコツは外国人介護職の指導法、介護の日本語水準は介護の日本語(N4・N3)もあわせてご覧ください。
なお、面接で見抜けない部分(応募までの経緯・学習態度・出席率など)は、現地の送り出し機関や登録支援機関の所見で補えます。信頼できるパートナーを選ぶことも、定着の前提条件です。国籍ごとの傾向や選び方はインドネシア人材のメリット・デメリット、ベトナムとインドネシアの比較、インドネシア人材紹介の進め方、支援体制は登録支援機関の選び方で詳しく扱っています。
📌 公式情報源:厚生労働省 公正な採用選考の基本/厚生労働省 外国人雇用/出入国在留管理庁
6. よくある質問(FAQ)
各項目をタップで開閉できます。回答はすべて一次情報(出入国在留管理庁・厚生労働省・国際交流基金)に基づいています。(2026年6月時点)
Q. 面接で「定着する人」を見抜くために、一番大事なサインは何ですか?
Q. 外国人材の早期離職は、どんな理由で起きることが多いですか?
Q. 在留資格によって「辞めやすさ」は違いますか?
Q. 育成就労になれば、外国人は自由に転職できるのですか?
Q. 失踪を防ぐには、面接で何を見ればよいですか?
Q. オンライン面接でも、定着するかどうかを見極められますか?
Q. 面接で聞いてはいけないことはありますか?
Q. 面接で良い人を選べば、採用後は何もしなくても定着しますか?
「辞めない外国人」の採用、面接から定着までご相談ください
「見極めに自信がない」「早期離職を繰り返してしまう」——そんなお悩みに、外国人材に特化した当社が伴走します。本記事の10サインをそのまま使える質問集と採点式の評価シートをご用意。面接の設計・同席・通訳、採用後の生活サポートや定着支援まで一気通貫でご支援します。まずは無料相談で、自社に合う進め方を整理しましょう。無料・オンライン可・しつこい営業は一切ありません。
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公式情報源リスト(ブックマーク推奨)
| 機関・内容 | URL |
|---|---|
| 出入国在留管理庁(トップ) | moj.go.jp/isa |
| 出入国在留管理庁 特定技能 | moj.go.jp/isa/applications/ssw |
| 出入国在留管理庁 育成就労 | moj.go.jp/isa 育成就労 |
| 出入国在留管理庁 公表情報(失踪者数ほか) | moj.go.jp/isa 公表情報 |
| 厚生労働省 公正な採用選考の基本 | mhlw.go.jp 公正な採用選考 |
| 厚生労働省 外国人雇用 | mhlw.go.jp 外国人雇用 |
| 国際交流基金 JFT-Basic(日本語の目安) | jpf.go.jp/jft-basic |

この記事を書いた人
西澤 志門株式会社ジンザイネシア取締役。特定技能・育成就労の制度実務と、インドネシア人材の採用・教育・定着支援を専門とする。 登録支援機関として介護・外食・宿泊分野を中心に50社以上を支援。 一般社団法人Nocoders Japan協会理事として、AI・DXによる業務改革も推進。 本コラムでは、受入企業が「本当に知りたい」制度の実務と現場のリアルを発信します。

この記事を監修した人
吉田 卓司株式会社ジンザイネシア代表取締役。 2000年にオイシックス・ラ・大地(東証プライム市場・3182)を共同創業し、2007年に五反田電子商事(現GDX)を創業。2012年にシンガポールへ移住し、2015年にはインドネシアでBeautynesiaを創業のうえ現地財閥法人へ売却。 10年以上のインドネシア在住経験と、日本インドネシア国交55周年の大相撲巡業主催(2013年・1万人以上集客)など現地での実績を基盤に、2023年に株式会社ジンザイネシアを創業。 本コラムでは、特定技能・育成就労に関する制度実務とインドネシア人材の採用・教育・定着支援の知見を、登録支援機関の立場から監修します。
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