
介護施設の外国人面接|現場で必ず聞くべき25の質問と評価基準
⚡ 結論|介護の外国人面接は「日本語力」より「現場適応力」を見る
介護施設の外国人面接で見抜くべきは身体介助への抵抗感・夜勤可否・共感力・学習意欲の4点|25質問を5評価軸で採点する
介護現場の外国人面接は、一般的な外国人採用の面接とは見極めポイントが大きく異なります。介護は対人ケア・身体介助・夜勤・利用者やご家族との細やかなコミュニケーションが前提となる仕事のため、語学力よりも「排泄介助や入浴介助に抵抗がないか」「夜勤を含むシフトに対応できるか」「高齢者に寄り添える共感力があるか」を確認することが定着のカギになります。本記事では、介護施設の施設長・採用担当者がオンライン面接(多くは現地インドネシアと結ぶ)でも対面でも使える25の質問を「①志望動機・キャリア観/②介護経験・身体介助/③日本語・コミュニケーション/④勤務条件・夜勤/⑤宗教・生活配慮」の5カテゴリーに整理し、それぞれを共感力・忍耐力・コミュニケーション・体力・学習意欲の5軸で採点する評価基準を提示します。介護福祉士を目指すキャリアパスの確認方法、ムスリム介護人材への礼拝・食事配慮の聞き方、早期離職を防ぐ面接設計まで、出入国在留管理庁・厚労省・介護分野の協議会の一次情報に基づいて整理します。
📑 記事の早見表(アンカーリンク)
- ▸ 1. なぜ介護の外国人面接は特殊なのか|4つの見極めポイント
- ▸ 2. 介護面接の評価基準|5つの採点軸
- ▸ 3. 質問カテゴリー①|志望動機・キャリア観(Q1〜5)
- ▸ 4. 質問カテゴリー②|介護経験・身体介助(Q6〜12)
- ▸ 5. 質問カテゴリー③|日本語・コミュニケーション(Q13〜17)
- ▸ 6. 質問カテゴリー④|勤務条件・夜勤(Q18〜21)
- ▸ 7. 質問カテゴリー⑤|宗教・生活配慮(Q22〜25)
- ▸ 8. オンライン面接(現地インドネシア)の見極めポイント
- ▸ 9. 介護福祉士を目指すキャリアパスの確認方法
- ▸ 10. 早期離職を防ぐ面接設計|やってはいけない5つ
- ▸ 11. 【無料DL】介護面接 準備チェック+25質問集+スコアシート
- ▸ 12. まとめ|次のアクション動線
本記事は 外国人材の面接 完全ガイド|質問例・評価基準・進め方 の介護業種特化版です。介護施設でのインドネシア人材採用の全体像は 介護施設がインドネシア人材を採用する完全ガイド を、採用後に必要な日本語レベルは インドネシア介護人材の日本語レベル|N4・N3で何ができる? を併せてご覧ください。
1. なぜ介護の外国人面接は特殊なのか|4つの見極めポイント
介護の外国人面接は、製造業や外食業などの面接と同じ感覚で進めると、採用後のミスマッチで早期離職を招きやすい分野です。理由は、介護が「人の生活と命に直接関わる対人ケア」であり、技能や日本語力だけでは測れない適性が定着を左右するからです。次の4点を面接で必ず確認します。
📌 介護面接で必ず見抜くべき4つのポイント
- 身体介助への抵抗感。排泄介助・入浴介助・おむつ交換に心理的抵抗がないか。文化・宗教的背景で異性介助に配慮が必要なケースもあるため、率直に確認する。
- 夜勤を含むシフト対応。介護は24時間体制が基本。夜勤の可否、家族の理解、生活リズムの調整ができるかは定着に直結する。
- 高齢者への共感力・忍耐力。認知症の方への対応、同じ説明を繰り返す場面、感謝されにくい場面でも寄り添えるか。語学テストでは測れない適性。
- 細やかなコミュニケーション。利用者の体調変化の報告、ご家族への説明、チーム内の申し送りなど、日本語の「正確さ」と「気配り」が求められる。
特定技能「介護」や育成就労での受入では、技能評価試験・日本語試験(介護日本語評価試験等)の合格が要件となりますが、試験に合格していても現場適応は別問題です。面接は「試験で測れない部分」を確認する最後の関門だと位置づけてください。なお、育成就労(2027年4月施行)の監理支援機関は、支援担当者1人あたり育成就労外国人40人未満・受入機関8者未満という体制要件が法定化されます(特定技能の登録支援機関は1人あたり50名・10社という別基準)。面接段階から「採用後にどの程度のサポート体制が組まれるか」を業者に確認しておくと、定着支援の質を見極めやすくなります。
📌 公式情報源|厚生労働省「外国人介護人材の受入れ」/出入国在留管理庁
2. 介護面接の評価基準|5つの採点軸
介護の面接は「なんとなく良さそう」で判断すると、評価がぶれて採用後のミスマッチにつながります。次の5つの軸を各5点満点(合計25点)で採点し、複数の面接官で点数をすり合わせる方法が有効です。介護特有の適性を可視化できます。
| 評価軸 | 見るポイント | 高評価のサイン |
|---|---|---|
| 共感力 | 高齢者・認知症の方の気持ちに寄り添えるか | 家族の介護経験や祖父母を大切にする話が具体的に出る |
| 忍耐力 | 繰り返し・感謝されにくい場面でも続けられるか | 「大変だった経験をどう乗り越えたか」を冷静に語れる |
| コミュニケーション | 報告・連絡・相談ができる日本語力と気配り | 分からない言葉を聞き返せる・要点を整理して話せる |
| 体力・健康 | 身体介助・夜勤に耐えられる体力と生活管理 | 運動習慣・体調管理の意識が具体的に語れる |
| 学習意欲 | 日本語・介護技術・資格取得を続ける意志 | 介護福祉士を目指す具体的な目標を持っている |
📊 介護面接 採点の重みづけ目安(合計25点中の配点イメージ)
※ 5軸均等配点が基本。施設の特性(認知症対応中心なら共感力・忍耐力を重視、医療連携が多いならコミュニケーション重視)に応じて配点を調整してください。
採点後は「合計18点以上=積極採用」「13〜17点=条件付き・追加面接」「12点以下=見送り」のように合否ラインを事前に決めておくと、面接官による判断のばらつきを抑えられます。ただし日本語力が現時点で低くても学習意欲と共感力が高い場合は、入職後の伸びしろを考慮して総合判断します。
3. 質問カテゴリー①|志望動機・キャリア観(Q1〜5)
「なぜ介護なのか」「なぜ日本なのか」「将来どうしたいのか」を確認するカテゴリーです。給与目的だけの応募者は早期離職しやすいため、介護という仕事そのものへの動機を掘り下げます。
Q1. なぜ介護の仕事を選びましたか?
▸ 評価軸:共感力・学習意欲|▸ 良い回答:祖父母の世話をした経験、人の役に立ちたいという具体的なきっかけ|▸ 要注意:「給料が高いから」「他に仕事がなかった」のみ
Q2. なぜ日本で働きたいのですか?
▸ 評価軸:学習意欲|▸ 良い回答:日本の介護技術を学びたい・長く働きたい意志|▸ 要注意:短期間で稼いで帰国する前提のみ
Q3. 5年後・10年後にどうなっていたいですか?
▸ 評価軸:学習意欲・忍耐力|▸ 良い回答:介護福祉士の資格を取りたい・チームを支えたい|▸ 要注意:キャリアの展望がまったくない
Q4. 当施設を選んだ理由は何ですか?
▸ 評価軸:コミュニケーション|▸ 良い回答:施設の特色を調べている・質問してくる|▸ 要注意:施設のことを何も知らない
Q5. 介護の仕事で一番大切なことは何だと思いますか?
▸ 評価軸:共感力|▸ 良い回答:利用者の尊厳・気持ちに寄り添うことに言及|▸ 要注意:作業の効率・スピードのみを挙げる
4. 質問カテゴリー②|介護経験・身体介助(Q6〜12)
介護面接で最も重要なカテゴリーです。身体介助・排泄介助への抵抗感は採用後に変えにくい価値観のため、面接で率直に確認します。失礼にならないよう「介護の仕事には◯◯がありますが、大丈夫ですか」と業務内容を具体的に説明したうえで質問するのがコツです。
Q6. これまでに介護や看護の経験はありますか?
▸ 評価軸:共感力・学習意欲|▸ 良い回答:家族介護・実習・前職の具体的な経験|未経験でも学ぶ姿勢があれば可
Q7. 排泄介助やおむつ交換に抵抗はありませんか?
▸ 評価軸:忍耐力・共感力|▸ 良い回答:「利用者の生活を支える大切な仕事」と理解している|▸ 要注意:言葉を濁す・明確に嫌がる
Q8. 入浴介助・身体を支える介助は体力が必要ですが、大丈夫ですか?
▸ 評価軸:体力・健康|▸ 良い回答:体力に自信がある・体調管理を意識している|▸ 要注意:腰痛・持病を隠そうとする
Q9. 認知症の方に同じことを何度も聞かれたら、どう対応しますか?
▸ 評価軸:忍耐力・共感力|▸ 良い回答:「何度でも優しく答える」「不安な気持ちを受け止める」|▸ 要注意:「面倒」「イライラする」という反応
Q10. 利用者に拒否されたり、強い言葉を言われたら、どうしますか?
▸ 評価軸:忍耐力・コミュニケーション|▸ 良い回答:「理由を考える」「先輩に相談する」|▸ 要注意:感情的に言い返す姿勢
Q11. 利用者の体調が急に変わったら、どう行動しますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション・学習意欲|▸ 良い回答:「すぐに先輩・看護師に報告する」と判断できる|▸ 要注意:自己判断で対応しようとする
Q12. 看取り(亡くなる方のケア)に立ち会うこともありますが、心の準備はありますか?
▸ 評価軸:共感力・忍耐力|▸ 良い回答:「最期まで尊厳を支えたい」という覚悟|▸ 要注意:強い拒否感(宗教的背景がある場合は丁寧に確認)
5. 質問カテゴリー③|日本語・コミュニケーション(Q13〜17)
介護では「報告・連絡・相談」の正確さが安全に直結します。試験の合格級(特定技能はN4+介護日本語評価試験、現場ではN3前後が望ましい)を確認しつつ、実際に介護の場面を想定した質問で運用力を測ります。詳しい日本語レベルの目安は インドネシア介護人材の日本語レベル|N4・N3で何ができる? を参照してください。
Q13. 日本語の勉強はどのくらい続けていますか?(合格級も確認)
▸ 評価軸:学習意欲・コミュニケーション|▸ 良い回答:N4合格+N3挑戦中など継続学習の意志
Q14. 利用者の◯◯さんが「トイレに行きたい」と言いました。何と言って案内しますか?(ロールプレイ)
▸ 評価軸:コミュニケーション|▸ 良い回答:敬語・声かけが自然|実際に演じてもらい運用力を確認
Q15. 言葉が分からないとき、どうしますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション・学習意欲|▸ 良い回答:「もう一度お願いします」と聞き返せる・メモを取る|▸ 要注意:分かったふりをする
Q16. 利用者の様子を先輩に申し送りするとき、どう伝えますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション|▸ 良い回答:要点(いつ・誰が・どうした)を整理して話せる
Q17. 介護記録を日本語で書くことに不安はありますか?
▸ 評価軸:学習意欲|▸ 良い回答:不安を認めつつ「練習したい」前向きな姿勢
6. 質問カテゴリー④|勤務条件・夜勤(Q18〜21)
勤務条件の認識ずれは早期離職の最大要因の一つです。夜勤・シフト・残業・住居について、採用後に「聞いていなかった」が起きないよう、面接で具体的に説明し相互確認します。
Q18. 当施設では月◯回の夜勤がありますが、対応できますか?
▸ 評価軸:体力・健康|▸ 良い回答:夜勤の内容を理解し前向き|▸ 要注意:夜勤を想定していなかった反応
Q19. 早番・遅番・夜勤の交代制ですが、生活リズムを調整できますか?
▸ 評価軸:体力・健康・忍耐力|▸ 良い回答:不規則勤務への理解と自己管理の意識
Q20. 住まいや生活で心配なことはありますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション|▸ 良い回答:具体的な不安を率直に話せる(支援体制を説明する好機)
Q21. ご家族は日本で働くことに賛成していますか?
▸ 評価軸:忍耐力(定着の安定性)|▸ 良い回答:家族の理解がある|家族の反対は途中帰国リスクのサイン
7. 質問カテゴリー⑤|宗教・生活配慮(Q22〜25)
インドネシア人材の多くはムスリム(イスラム教徒)です。礼拝・食事(ハラル)・断食月(ラマダン)への配慮は、施設が事前に体制を整えておくことで定着率が大きく変わります。面接では「禁止事項を探る」のではなく「どんな配慮があれば働きやすいか」を一緒に確認する姿勢が重要です。具体的な配慮策は ムスリムの介護職員に配慮すべき5つのポイント、食事面は インドネシア人介護職員の食事配慮|ハラル給食の3レベル設計 をご覧ください。
Q22. お祈り(礼拝)の時間や場所について、希望はありますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション|▸ 確認意図:休憩時間での礼拝・静かなスペースの用意など、施設で対応可能な範囲を伝える
Q23. 食事で食べられないもの(豚肉・アルコール等)はありますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション|▸ 確認意図:食堂・夜勤時の食事対応を事前設計するための情報収集
Q24. 断食月(ラマダン)の時期、勤務で配慮してほしいことはありますか?
▸ 評価軸:コミュニケーション・忍耐力|▸ 確認意図:シフト調整の可能性を共有し、無理のない範囲を相互確認
Q25. 異性の利用者への身体介助について、不安や希望はありますか?
▸ 評価軸:忍耐力・コミュニケーション|▸ 確認意図:業務上必要な介助への理解を確認しつつ、配慮可能な範囲(同性介助の調整等)を説明
⚠️ 注意:宗教・国籍を理由にした採否判断は不適切です。Q22〜25は「合否を決める質問」ではなく「採用後に施設が配慮を準備するための情報共有」と位置づけてください。本人が業務に前向きであれば、配慮は施設側の運用で十分対応できます。
8. オンライン面接(現地インドネシア)の見極めポイント
特定技能・育成就労の介護人材は、多くが現地インドネシアとのオンライン面接で採用が決まります。対面と違い、画面越しでは伝わりにくい情報があるため、次の工夫で見極めの精度を上げます。
| 場面 | オンラインでの見極めの工夫 |
|---|---|
| 日本語の運用力 | 事前に資料を読ませず、その場でロールプレイ(Q14)。聞き返し方・表情も観察 |
| 介助への抵抗感 | 介助シーンの写真・動画を見せて率直な反応を確認(言葉だけでなく表情の変化) |
| 人柄・共感力 | 送出機関の通訳に頼りきらず、本人の言葉で答える時間を必ず作る |
| 勤務条件の理解 | 夜勤・住居・給与を画面共有で図示し、認識のずれをその場で確認 |
| 現場の雰囲気 | 施設の様子を動画で見せ、入職後のイメージギャップを減らす(双方向の見極め) |
オンライン面接では通訳の介在で本人の素の人柄が見えにくくなることに注意します。簡単な質問は本人の日本語で直接やり取りし、複雑な内容のみ通訳を使うと、コミュニケーション軸の評価がしやすくなります。また、面接は「施設が応募者を選ぶ場」であると同時に「応募者が施設を選ぶ場」でもあります。良い人材ほど他施設からも声がかかるため、施設の魅力・サポート体制を伝えることも忘れないでください。
9. 介護福祉士を目指すキャリアパスの確認方法
長期定着する人材は「将来介護福祉士になりたい」という明確な目標を持っていることが多い傾向があります。介護福祉士の国家資格を取得すると、在留資格「介護」へ移行でき在留期間の更新に上限がなく、家族帯同も可能になります。面接でこのキャリアパスへの意欲を確認することは、定着の見込みを測る有効な指標です。
📈 介護人材のキャリアパス(在留資格の流れ・一例)
※ ルートは在留資格・個人の状況により異なります。最新の制度要件は出入国在留管理庁・厚労省の公式情報で確認してください。
📌 キャリア意欲を確認する質問例
- 「介護福祉士という日本の国家資格を知っていますか?取りたいと思いますか?」
- 「資格を取るために、働きながら勉強する時間を作れますか?」
- 「資格を取ったら、この施設で長く働きたいですか?」
施設側も「資格取得を支援する体制(学習時間の確保・受験費用補助など)」を伝えると、意欲ある人材の心をつかめます。
📌 公式情報源|厚労省「外国人介護人材の受入れ」/出入国在留管理庁「在留資格一覧」
10. 早期離職を防ぐ面接設計|やってはいけない5つ
採用した人材が数ヶ月で辞めてしまう最大の原因は、面接段階での「期待値のずれ」です。次の5つは避けてください。
- 仕事の大変さを隠す。夜勤・身体介助・看取りなど、つらい面を正直に伝えないと入職後のギャップで離職する。
- 給与・住居・残業を曖昧にする。「だいたい」で済ませず、書面で具体的に提示し相互確認する。
- 通訳任せで本人と話さない。本人の人柄・日本語力が見えず、ミスマッチの温床になる。
- 宗教・生活配慮を聞かない。礼拝・食事の確認を怠ると、入職後に「ここでは無理」と早期離職する。
- キャリアの話をしない。「ただの労働力」として扱うと、意欲ある人材ほど他施設へ流れる。
面接は「ふるい落とす場」ではなく「お互いの期待値をすり合わせる場」です。良い面も大変な面も率直に伝え、応募者が納得して入職することが、結果的に早期離職を防ぎ定着率を高めます。採用後の定着支援体制(生活相談・日本語学習サポート・資格取得支援)は、業者選定の段階でも確認しておきましょう。介護施設での受入準備の全体像は 介護施設がインドネシア人材を採用する完全ガイド にまとめています。
11. 【無料DL】介護面接 準備チェック+25質問集+スコアシート
📄 採用担当者がそのまま面接で使える|介護面接 実務ツール
介護施設の外国人面接 準備チェック + 25質問集 + 評価スコアシート
A4×4ページの実務ツール。①面接前の準備チェックシート(書類・確認事項・通訳手配) ②25の質問集+回答記入欄(5カテゴリー) ③介護特化 評価スコアシート(5軸×5点・合計25点・合否ライン) ④採用判断フロー+幹部共有用1ページサマリー。印刷してそのまま面接でお使いいただけます。
12. まとめ|次のアクション動線
介護施設の外国人面接で見抜くべきは、日本語力以上に身体介助への抵抗感・夜勤可否・共感力・学習意欲です。本記事の25質問を5つの評価軸(共感力・忍耐力・コミュニケーション・体力・学習意欲)で採点し、合否ラインを事前に決めておくことで、面接官による判断のばらつきを抑え、採用後のミスマッチを防げます。オンライン面接では通訳に頼りきらず本人の言葉を引き出すこと、ムスリム人材には礼拝・食事の配慮を「合否」ではなく「採用後の準備」として確認すること、介護福祉士へのキャリアパスを共有することが、定着率を高めるカギになります。
📌 次の一手(チェックリスト)
- 自施設の評価軸の重みづけを決める(認知症対応中心なら共感力・忍耐力を重視)
- 25質問から自施設に必要な質問を選び、面接シートを作成(下記DL資料P2)
- 評価スコアシートで複数面接官の採点をすり合わせる(DL資料P3)
- 夜勤・住居・給与・宗教配慮を書面で具体提示できるよう準備
- 30分無料相談で自施設の採用・面接設計を相談
外国人材面接の全業種共通の進め方・評価基準は 外国人材の面接 完全ガイド を、介護施設の採用全体像は 介護施設がインドネシア人材を採用する完全ガイド を、採用後に必要な日本語レベルは インドネシア介護人材の日本語レベル|N4・N3で何ができる?、ムスリム人材への配慮は ムスリムの介護職員に配慮すべき5つのポイント と ハラル給食の3レベル設計 を併せて活用してください。
📚 公式情報源リスト(ブックマーク推奨)
| 機関 | 情報内容 | URL |
|---|---|---|
| 厚生労働省 | 外国人介護人材の受入れ(在留資格・要件) | 外国人介護人材の受入れ |
| 出入国在留管理庁 | 特定技能・在留資格「介護」の運用要領 | https://www.moj.go.jp/isa/ |
| 介護分野特定技能協議会 | 介護分野の受入機関向け運用・協議会情報 | 介護分野における特定技能 |
| 厚生労働省 | 育成就労制度の概要(2027年4月施行) | 育成就労制度の概要 PDF |
| 介護福祉士養成施設協会 | 介護福祉士国家試験・受験資格 | 社会福祉振興・試験センター |
※ 本記事の質問例・評価基準は、当社の介護施設向け人材紹介・支援実務で用いている一般的な面接設計に基づく典型パターンです。制度要件・在留資格の最新情報は必ず上記の公式情報源でご確認ください。施設ごとの状況に応じた面接設計は無料相談で個別にご案内します。

この記事を書いた人
西澤 志門株式会社ジンザイネシア取締役。特定技能・育成就労の制度実務と、インドネシア人材の採用・教育・定着支援を専門とする。 登録支援機関として介護・外食・宿泊分野を中心に50社以上を支援。 一般社団法人Nocoders Japan協会理事として、AI・DXによる業務改革も推進。 本コラムでは、受入企業が「本当に知りたい」制度の実務と現場のリアルを発信します。

この記事を監修した人
吉田 卓司株式会社ジンザイネシア代表取締役。 2000年にオイシックス・ラ・大地(東証プライム市場・3182)を共同創業し、2007年に五反田電子商事(現GDX)を創業。2012年にシンガポールへ移住し、2015年にはインドネシアでBeautynesiaを創業のうえ現地財閥法人へ売却。 10年以上のインドネシア在住経験と、日本インドネシア国交55周年の大相撲巡業主催(2013年・1万人以上集客)など現地での実績を基盤に、2023年に株式会社ジンザイネシアを創業。 本コラムでは、特定技能・育成就労に関する制度実務とインドネシア人材の採用・教育・定着支援の知見を、登録支援機関の立場から監修します。
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