特定技能の派遣会社とは?農業・漁業で頼める会社の選び方と料金相場【2026】
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特定技能の派遣会社とは?農業・漁業で頼める会社の選び方と料金相場【2026】

結論|3行で理解する

特定技能の外国人材を「派遣」で受け入れられるのは農業・漁業の2分野だけ。それ以外の分野は直接雇用が原則です。

農業・漁業は季節によって仕事量が大きく変わるため、繁忙期だけ複数の農家・漁業者で1人を活用できる「派遣形態」が例外的に認められています。本記事では、特定技能の派遣会社(派遣元)の選び方、料金に含まれるもの、直接雇用との使い分け、悪質業者の見分け方までを、農林水産省・出入国在留管理庁の一次情報をもとに、農業法人・漁業者の目線で解説します(2026年6月時点)。

特定技能の「派遣会社」とは?まず大前提を整理

「特定技能の派遣会社」とは、農業・漁業の現場に特定技能の外国人材を派遣する事業者(派遣元)のことです。一般的な人材派遣会社のように「誰でもどの業種にも派遣できる」わけではありません。ここが最初に押さえるべき最重要ポイントです。

特定技能制度では、外国人材は受け入れ企業に直接雇用されるのが原則です。これは、雇用の安定と適切な労働環境を確保するためのルールで、出入国在留管理庁が定める基本的な考え方です。介護・外食・宿泊・建設・飲食料品製造業など大半の分野では、派遣で特定技能の外国人材を受け入れることはできません。

⚠️ 最重要ファクト:特定技能で「派遣」が認められるのは農業・漁業の2分野のみ。それ以外の分野(介護・外食・宿泊・建設・製造 等)は直接雇用が原則で、派遣は認められていません。「特定技能を派遣で全国どこでも」とうたう業者には注意が必要です。

つまり、農業法人や漁業者が「繁忙期だけ人手がほしい」「複数の農場で1人をシェアしたい」という場合に、特定技能の派遣会社を使う選択肢が生まれます。逆にいえば、それ以外の業種の経営者がこの記事を読んでいる場合、特定技能では派遣ではなく直接雇用での採用を検討することになります。

なお、特定技能1号は日本語N4/JFT-Basic A2相当・通算5年・家族帯同不可・学歴不問・技能試験合格が必要という共通の枠組みで運用されます。派遣であっても、この外国人材本人に求められる条件は変わりません。制度の基本は特定技能の対象分野と新規追加分野の解説もあわせてご確認ください。派遣そのものの仕組みは特定技能は派遣できる?直接雇用が原則・農業漁業だけ例外で詳しく整理しています。

なぜ農業・漁業だけ派遣が認められるのか

理由はシンプルで、農業・漁業は季節によって仕事量が大きく変動するからです。収穫期・出漁期には大量の人手が要る一方、閑散期にはほとんど作業がありません。1つの経営体が外国人材を1年間フルタイムで直接雇用し続けるのは難しい場面が多いのです。

そこで、派遣形態であれば1人の外国人材が複数の農業者・漁業者のもとを繁閑に合わせて移動して働けるようになります。たとえば、北海道で夏の収穫を手伝い、別の地域・別の作物の繁忙期に移る、といった働き方です。これにより、外国人材は通年で安定して働けて収入が途切れず、各経営体は必要な時期だけ人手を確保できる――双方にメリットがある仕組みとして、農業・漁業に限って例外的に認められています。

分野特定技能での派遣
農業○ 派遣可(直接雇用も可)。季節変動が大きいため例外的に認められる
漁業○ 派遣可(直接雇用も可)。出漁期の繁閑に対応するため認められる
介護・外食・宿泊・建設・製造 など✕ 派遣不可。直接雇用が原則

※「漁業」分野は漁業・養殖業の業務が対象です。船舶を用いた採捕や養殖の管理など、分野別の運用要領で対象業務が定められています。詳細は所管の農林水産省・水産庁の公式情報をご確認ください。

派遣元・派遣先の要件(早見表)

派遣で受け入れる場合、外国人材を直接雇用する「派遣会社(=派遣元・特定技能所属機関)」と、実際に作業をしてもらう「派遣先(=農業者・漁業者)」の双方に、満たすべき要件があります。一般の人材派遣より要件が厳しく、誰でも派遣元になれるわけではない点が大きな特徴です。

派遣元(派遣会社)の要件

農業分野では、派遣元になれる事業者は原則として次のいずれかに該当することが求められます(運用要領による)。一般的な人材派遣会社が無条件に参入できるわけではありません。

派遣元の要件内容
事業者の性格農業・農業関連業務を行う事業者、または地方公共団体が出資・関与する事業者など、農業現場の実情を把握している事業者であること
受入れ遂行能力特定技能外国人の受入れを適正かつ確実に遂行するために必要な能力を有していること
労働者派遣事業の許可労働者派遣法に基づく労働者派遣事業の許可を受けていること
協議会への加入農業特定技能協議会の構成員であること(加入が必須条件)

派遣先(農業者・漁業者)の要件

実際に外国人材を受け入れて作業をしてもらう側(派遣先)にも、適正な受け入れ体制が求められます。代表的には次のような点です。

派遣先の要件内容
受け入れ体制一定期間以上の雇用経験がある者、または派遣先責任者講習等を受講した者を「派遣先責任者」とすること
適正な労働環境労働関係法令・社会保険等を遵守し、外国人材が安心して働ける環境を整えること
誓約書の提出分野参考様式の「派遣先事業者誓約書」を提出すること

これらの要件は、外国人材が「派遣だから扱いがぞんざいになる」ことを防ぐためのものです。要件の細部は分野別の運用要領で随時更新されるため、実際の手続きでは必ず最新の公式資料と派遣会社の説明をセットで確認してください。

リウス

リウス(インドネシア出身・ジンザイネシア)

💡 「特定技能でも派遣で安く使えますよ」という営業を受けたら、まず疑ってください。派遣が認められているのは農業・漁業の2分野だけで、介護・外食・宿泊・物流倉庫などは直接雇用しかできません。この大前提を知っているだけで、怪しい業者はほぼ見分けられます。

派遣と直接雇用はどちらが向くか(比較表)

農業・漁業では「派遣」と「直接雇用」の両方が選べます。どちらが正解ということはなく、自社の繁閑の差・年間の作業量・育てたいかどうかで向き不向きが分かれます。下表で違いを整理します。

比較項目派遣(派遣会社経由)直接雇用
雇用主派遣会社(派遣元)自社(受け入れ農業者・漁業者)
向くケース繁忙期だけ・短期間だけ人手がほしい。年間を通した仕事量が少ない通年で安定して仕事がある。じっくり育てて長く働いてほしい
採用・手続きの手間派遣会社が雇用・在留手続き・支援を担うため自社の手間は小さい在留申請・支援体制(登録支援機関の活用)など自社の手間が大きい
コストの形働いた時間に応じた派遣料金(マージン込み)。閑散期は払わなくてよい給与+社会保険+支援委託費。閑散期も給与負担が続く
長期の定着・育成人が入れ替わりやすく、自社ノウハウは溜まりにくい同じ人を長く育てられる。熟練度・生産性が上がる
指揮命令日々の作業指示は派遣先(自社)が行えるが、労務管理は派遣元採用から労務まですべて自社が担う
派遣が向く例:収穫期の2〜3か月だけ大量の人手が要る/単一作物で閑散期がはっきりしている/自社で在留手続きや生活支援まで担う余力がない
直接雇用が向く例:施設園芸・畜産・養殖など通年で仕事がある/同じ人を長く育てて任せたい/将来は特定技能2号(熟練)まで見据えたい

判断に迷う場合は、まず「年間の作業カレンダーで本当に閑散期があるか」を書き出してみると整理しやすくなります。通年で仕事があるなら直接雇用のほうが結果的に割安で定着も進みます。費用全体の考え方は特定技能の費用はいくら?初期費用・ランニングコスト・業種別相場もあわせてご確認ください。

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派遣会社(派遣元)の選び方チェック

派遣会社(派遣元)選びは、受け入れの成否を左右する最重要ポイントです。前述のとおり、農業の派遣元には労働者派遣事業の許可・農業特定技能協議会への加入・農業現場の実情把握といった要件があります。ここを満たさない業者は、そもそも適法に派遣できません。下のチェック表を面談時にそのまま使ってください。

確認することなぜ重要か
労働者派遣事業の許可番号許可番号(派13-○○ 等)を提示できるか。厚生労働省の公開情報で実在を確認できるか
農業特定技能協議会の構成員か加入していない派遣元は適法に受け入れできない。構成員証明を確認
農業・漁業の現場理解作物・作業・繁閑を理解しているか。農業以外の一般派遣がそのまま入ってきていないか
料金の内訳が明確か派遣料金に何が含まれ、何が別途かを書面で示せるか(マージン・社会保険・交通費等)
本人へのサポート体制住居・生活相談・通訳・トラブル対応を派遣元が担う体制があるか
トラブル時の窓口・対応速度作業上の問題・体調不良・本人とのすれ違いに、どのくらいの速さで対応してくれるか
契約条件・解約条件最低利用期間・途中解約の違約金・天候不良時の扱いが明記されているか
実績・受け入れ事例同じ作物・同じ地域での受け入れ実績があるか。問い合わせ先の確認可否

面談では「許可番号」「協議会の構成員証明」「料金の内訳」の3点を必ず書面で出してもらいましょう。口頭だけで濁す業者は避けるのが無難です。支援体制の見極め方は登録支援機関の選び方ガイドの考え方も参考になります。

料金の考え方と内訳の目安(目安表)

派遣の料金は、原則として「働いた時間×時間あたりの派遣料金」で計算されます。直接雇用の「給与」とは形が異なり、派遣会社が外国人材に支払う賃金・社会保険・支援費用・利益(マージン)などを合算したものが、派遣先(農業者・漁業者)が支払う派遣料金になります。閑散期に払わなくてよい代わりに、時間あたりの単価は直接雇用の時給より高くなるのが一般的です。

具体的な金額は、地域の最低賃金・作物・作業内容・派遣会社の方針で大きく幅があるため、ここでは「考え方」と「内訳の目安」を示します。実際の見積もりは必ず複数社から取り、内訳を突き合わせてください。

費用の種類目安(時点注記つき)中身
派遣料金(時間あたり)地域の最低賃金+αが基準。マージン率はおおむね30%前後が一般的な目安本人賃金+社会保険+派遣会社の管理費・利益を含む合算額
紹介・受け入れ初期費用直接雇用での紹介手数料は1人あたり目安30〜60万円程度が一つの幅。派遣では契約形態により扱いが異なる人材のマッチング・在留手続き・渡航準備など。派遣では派遣料金に含む場合も
住居・生活立ち上げ住居の手配・初期費用は別途発生する場合あり(負担者は契約で確認)宿舎の用意・家具家電・送迎など。誰が負担するかは契約次第
(参考)直接雇用の月額支援委託費1.5〜3万円が相場(業界平均 約2.8万円・約9割が月3万円以下)直接雇用で登録支援機関に支援を委託する場合の費用(派遣では派遣元が担う)

※上記はすべて2026年6月時点の業界相場の「目安」です。金額は地域・作物・作業内容・派遣会社により幅があります。派遣のマージン率は厚生労働省が事業者ごとの開示を求めており、各派遣会社の公表値で確認できます。最終的な金額は必ず複数社の見積もりと一次情報で確認してください。

💡 料金を見るコツ:時間あたりの派遣単価だけで比べず、「年間で実際に何時間頼むか」×単価+初期費用で総額を出してから直接雇用と比べましょう。閑散期が短く通年で仕事があるなら、直接雇用のほうが総額で割安になることが多いです。

⚠️ 今後の予定(要確認):在留資格の変更・更新にかかる手数料は、2025年4月に窓口6,000円(オンライン5,500円)へ改定済みです。さらに2026年度以降、3〜4万円規模への引き上げが予定されています(政府方針段階)。受け入れ費用の見積もり時は、こうした将来の改定も織り込んで確認してください。

📊 業界相場ソース:マージン率(人材派遣会社のマージン率解説)/特定技能の費用相場(特定技能の費用はいくら?)/月額支援委託費(出入国在留管理庁の支援委託費調査)。いずれも2026年6月時点。

繁忙期だけ頼むときの注意点

派遣の最大の利点は「繁忙期だけ頼める」ことですが、その分、短期利用ならではの注意点があります。下記を契約前に確認しておくと、現場での行き違いを防げます。

① 早めの予約が前提:繁忙期は他の農業者・漁業者も人材を奪い合います。収穫期の数か月前から派遣会社に相談し、人数と時期を押さえておきましょう。
② 天候不良・作業中止時の扱い:雨天等で作業がなくなった日の料金(休業補償・最低保証)が、どちらの負担になるかを契約で明確に。
③ 作業内容の事前共有:派遣される本人が初めての作物・作業に戸惑わないよう、作業手順・必要な体力・道具を事前に派遣会社と共有しておく。
④ 指揮命令と安全管理:日々の作業指示は派遣先(自社)が行いますが、労務管理・社会保険は派遣元の責任。安全教育・熱中症対策などは現場で必ず実施。
⑤ 同じ人を継続指名できるか:毎年同じ人に来てもらえると教育コストが下がります。継続指名が可能か、派遣会社に確認しておくと安心です。

短期だからこそ「事前のすり合わせ」が成否を分けます。本人にとっても、初めての現場で安心して働けるかどうかが、翌年も来てもらえるかの分かれ目になります。インドネシア人材の特性や定着のコツはインドネシア人材採用のメリット・デメリットもご参考ください。

📌 公式情報源:出入国在留管理庁「特定技能制度」(2026年6月時点)
リウス

リウス

⚠️ 料金が極端に安い場合、そのしわ寄せは働く本人の待遇に行っていることが多いです。待遇が悪ければすぐ辞めてしまい、結局は高くつきます。内訳を開示してくれる会社を選んでください。

悪質業者の見分け方

外国人材ビジネスには、残念ながら不適切な業者も存在します。下のサインに当てはまる業者は、契約前に立ち止まって精査してください。トラブルは、最終的に経営体(派遣先)の評判や外国人材本人の不利益につながります。

要注意のサインなぜ危険か
「全分野・全国どこでも派遣OK」とうたう特定技能の派遣は農業・漁業のみ。制度を理解していない、または違法な運用の可能性
派遣事業の許可番号・協議会加入を示さない適法な派遣元の必須要件。提示を渋る時点で適法性に疑問
料金の内訳を書面で出さない後から不明瞭な追加費用を請求されるリスク。マージンを隠している場合も
本人から高額な費用を取っている外国人材に過大な負担を負わせる送り出しは失踪・トラブルの温床。本人保護に反する
「すぐ来られる」と異様に話を急がせる在留手続き・協議会加入には時間がかかる。手続きを軽視している可能性
トラブル時の対応窓口があいまい体調不良・作業上の問題が起きた時に放置され、現場が混乱する

判断に迷ったら、複数社を比べることが最大の防御です。1社だけの説明をうのみにせず、料金・要件・対応体制を横並びで比較しましょう。送り出し側の見極めについてはインドネシアの送り出し機関の選び方も参考になります。

📌 公式情報源:出入国在留管理庁「特定技能制度」(適正な受け入れの基本ルール/2026年6月時点)

依頼から受け入れまでの流れ

派遣で受け入れる場合の一般的な流れは次のとおりです。時期から逆算して、繁忙期に間に合うよう早めに動き出すことが大切です。

STEP1|相談・派遣会社選び(繁忙期の数か月前)

必要な時期・人数・作業内容を整理し、許可・協議会加入・料金内訳を満たす派遣会社を複数比較。

STEP2|契約・派遣先要件の準備

派遣契約を締結し、派遣先責任者の選任・誓約書の提出など受け入れ体制を整える。

STEP3|受け入れ・作業開始

住居・送迎・安全教育を整え、作業手順を共有して受け入れ。日々の指示は派遣先、労務管理は派遣元。

在留手続きや協議会加入には時間がかかるため、「いつ人が必要か」から逆算して、数か月前には相談を始めるのが安全です。

育成就労制度(2027年4月施行)が始まると、農業・漁業の人材確保のルートはさらに広がります。中長期の人材計画とあわせて検討したい場合は育成就労制度の完全ガイド、人材紹介という選択肢も含めた全体像はインドネシア人材紹介の完全ガイドをご覧ください。在留資格そのものの違いを整理したい方は特定技能と技人国の違いも役立ちます。

📌 公式情報源:農林水産省「特定技能(農業分野)」(2026年6月時点)
リウス

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よくある質問

特定技能の派遣会社について、農業法人・漁業者から多い質問をまとめました。各項目をタップ/クリックで回答が開きます(回答はすべて一次情報に基づいています)。

Q. 特定技能の外国人材は派遣で受け入れできますか?
派遣で受け入れられるのは農業・漁業の2分野のみです。季節によって仕事量が大きく変わるため、例外的に派遣形態が認められています。介護・外食・宿泊・建設・製造など、それ以外の分野は直接雇用が原則で、派遣は認められていません。
Q. どんな会社でも特定技能の派遣会社(派遣元)になれますか?
なれません。農業分野では、農業・農業関連業務を行う事業者や地方公共団体が出資・関与する事業者などで、労働者派遣事業の許可を受け、農業特定技能協議会の構成員であることが求められます。一般の人材派遣会社が無条件に参入できるわけではない点が、通常の派遣との大きな違いです。
Q. 派遣と直接雇用、どちらを選ぶべきですか?
繁忙期だけ・短期間だけ人手がほしいなら派遣、通年で仕事があり同じ人を長く育てたいなら直接雇用が向きます。年間の作業カレンダーで本当に閑散期があるかを書き出し、総額(年間の利用時間×単価+初期費用)で比べると判断しやすくなります。
Q. 派遣料金の相場はいくらですか?
時間あたりの派遣料金は、地域の最低賃金に派遣会社のマージン(一般にはおおむね30%前後が目安)を上乗せした水準が基本です。金額は地域・作物・作業内容で幅が大きいため、必ず複数社の見積もりで内訳を比較してください(2026年6月時点の目安)。
Q. 派遣だと、本人に直接作業を指示できますか?
日々の作業指示は派遣先(受け入れる農業者・漁業者)が行えます。一方で、賃金の支払い・社会保険・労務管理は雇用主である派遣会社(派遣元)の責任です。安全教育や熱中症対策などの現場の安全管理は派遣先で確実に実施しましょう。
Q. 悪質な派遣会社を避けるには何を確認すればいいですか?
①労働者派遣事業の許可番号、②農業特定技能協議会の構成員証明、③料金の内訳――この3点を書面で出せるかが基本の見極めです。「全分野どこでも派遣OK」とうたう、本人から高額な費用を取る、料金内訳を隠す、といったサインがあれば要注意。複数社を横並びで比較するのが最大の防御です。
Q. 繁忙期に確実に来てもらうには、いつ相談すればいいですか?
繁忙期は他の経営体とも人材の取り合いになります。在留手続きや協議会加入にも時間がかかるため、収穫期・出漁期の数か月前には派遣会社へ相談し、人数と時期を押さえておくのが安全です。毎年同じ人を継続指名できるかも事前に確認しておくと、教育コストを下げられます。

まとめ|「派遣=農業・漁業の例外」を起点に最適解を選ぶ

特定技能で派遣を使えるのは農業・漁業の2分野だけで、それ以外は直接雇用が原則です。農業・漁業でも、繁閑の差・年間作業量・育てたいかどうかによって、派遣と直接雇用のどちらが得かは変わります。派遣会社を選ぶときは、派遣事業の許可・農業特定技能協議会の加入・料金内訳の明示・サポート体制を必ず確認し、複数社を横並びで比較しましょう。ジンザイネシアは、農業・漁業を含む外国人材の受け入れを、制度の整理から業者選定・定着支援まで一気通貫でご支援します。

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📌 公式情報源(ブックマーク推奨)

情報源内容
出入国在留管理庁「特定技能制度」制度全般・受け入れの基本ルール
出入国在留管理庁「農業分野」雇用形態(直接及び派遣)・要件
農林水産省「特定技能(農業分野)」派遣元・派遣先要件・分野参考様式・協議会

本記事の制度内容・料金の目安は2026年6月時点。特定技能は政省令・運用要領で随時更新されるため、最新は公式でご確認ください。料金は地域・作物・派遣会社により幅があります。

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西澤 志門

この記事を書いた人

西澤 志門

株式会社ジンザイネシア取締役。特定技能・育成就労の制度実務と、インドネシア人材の採用・教育・定着支援を専門とする。 登録支援機関として介護・外食・宿泊分野を中心に50社以上を支援。 一般社団法人Nocoders Japan協会理事として、AI・DXによる業務改革も推進。 本コラムでは、受入企業が「本当に知りたい」制度の実務と現場のリアルを発信します。


吉田 卓司

この記事を監修した人

吉田 卓司

株式会社ジンザイネシア代表取締役。 2000年にオイシックス・ラ・大地(東証プライム市場・3182)を共同創業し、2007年に五反田電子商事(現GDX)を創業。2012年にシンガポールへ移住し、2015年にはインドネシアでBeautynesiaを創業のうえ現地財閥法人へ売却。 10年以上のインドネシア在住経験と、日本インドネシア国交55周年の大相撲巡業主催(2013年・1万人以上集客)など現地での実績を基盤に、2023年に株式会社ジンザイネシアを創業。 本コラムでは、特定技能・育成就労に関する制度実務とインドネシア人材の採用・教育・定着支援の知見を、登録支援機関の立場から監修します。

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