北海道庁・自治体の外国人材受け入れ支援制度まとめ|相談窓口・補助・多文化共生【2026】
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北海道庁・自治体の外国人材受け入れ支援制度まとめ|相談窓口・補助・多文化共生【2026】

結論|2026年版・北海道の行政支援まとめ

北海道庁・自治体の外国人材支援は
「採用前のセミナー・相談会」と「採用後の相談・定着支援」を分けて使う

北海道では、外国人材を採りたい企業向けに北海道庁(総合政策部国際局国際課/経済部産業人材課)が採用セミナー・合同就職説明会・相談会を、採用後の生活面では北海道外国人相談センター(HIECC)・さっぽろ外国人相談窓口・北海道労働局の外国人雇用管理アドバイザーが無料で支援しています。お金の話(助成金・補助金)は別記事に整理済みです。本記事は「企業がどの段階で、どの窓口を、どう使えるか」を一次情報で一覧化しました。制度名・窓口・電話番号は2026年6月時点のもので、年度ごとに更新されるため、利用前に必ず各窓口で最新をご確認ください。

1. まず押さえる「行政支援の正しい使い方」(採用前・採用後)

「外国人材を初めて受け入れたいが、何から手をつければいいか分からない」——北海道の中小企業の経営者・人事担当者から最も多い声です。実は北海道庁や自治体、北海道労働局は、外国人材の採用・定着を支える無料の支援を数多く用意しています。ただ、それぞれ「どの段階で使うものか」を分けて考えないと、せっかくの制度を取りこぼします。北海道の行政支援は、大きく次の3層で整理すると迷いません。

① 採用前に使う=「情報を得る・人とつながる」支援

北海道庁の外国人材採用セミナー・相談会・合同就職説明会、留学生インターンシップなど。制度の基礎知識から、実際に外国人材と出会う場までを行政が無料で提供します。「まず情報がほしい」段階で活用します。

② 採用後に使う=「困りごとを相談する・定着させる」支援

受け入れた外国人材本人や、受け入れ企業が生活・労務の困りごとを多言語で相談できる北海道外国人相談センター・さっぽろ外国人相談窓口、住宅確保を助ける居住サポーター制度など。定着率に直結する支援です。

③ 労務・手続きで使う=北海道労働局の無料サポート

外国人雇用状況届出(義務)の窓口であり、外国人雇用管理アドバイザーによる無料の労務相談(予約制)も実施。お金の支援(助成金)の申請先でもあります。

⚠️ 前提の整理

北海道庁の外国人材関連の取組は、主に総合政策部国際局国際課(多文化共生・相談・定着)と経済部労働政策局産業人材課(人材確保・労働政策)が担っています。受け入れる在留資格は特定技能1号(日本語はN4/JFT-Basic A2相当・通算5年・家族帯同不可)、技能実習、技人国などさまざまですが、行政の相談・定着支援は在留資格を問わず使えるのが基本です。なお、2027年4月施行の育成就労制度への移行も控えており、制度の最新状況は各窓口で確認してください。

📌 公式情報源

2. 早見表|北海道で使える主な行政窓口・支援(企業目線)

まず全体像です。下表は「企業がどの段階で、どの窓口に、何を相談できるか」を整理したものです。内容・連絡先は2026年6月時点の公式情報に基づきます。年度ごとに事業名や実施時期が変わるため、利用前に各窓口で最新をご確認ください。

窓口・支援 主な対象 内容 問い合わせ先
北海道庁 外国人材活躍促進事業 採用したい・検討中の道内企業 採用・定着セミナー、座談会、業種別セミナー(無料) 国際課 011-204-5113
北海道庁 外国人材受入・定着促進事業 留学生採用を検討する道内企業 合同就職説明会、留学生インターンシップ受入のマッチング 国際課 011-204-5113
北海道外国人相談センター(HIECC) 道内の外国人本人・支援者(生活全般) 13言語+通訳で在留手続・医療・労働・生活相談(無料) 011-200-9595
さっぽろ外国人相談窓口 札幌市の外国人本人・受入機関・支援者 多言語の生活相談。受入機関からの相談も受付(無料) 011-211-3678
北海道 外国人居住サポーター制度 住宅確保に困る外国人/不動産店・団体 入居を支援する不動産店・団体の登録・紹介 国際課 011-204-5113
北海道労働局 外国人雇用管理アドバイザー 外国人を雇う・雇いたい事業主 人事労務の無料相談(予約制・毎週水曜13〜17時) 職業対策課 011-709-2311
外国人・留学生支援コーナー(ハローワーク) 外国人求職者・採用したい企業 多言語の職業相談・職業紹介(英・中・韓) 011-200-9923
市町村の独自支援(例:苫小牧市) 各市町村に所在する事業者・住民 受入企業支援、相談窓口、多文化共生事業(自治体により異なる) 各市町村役場

※ 内容・連絡先は2026年6月時点の公式情報に基づく代表値です。セミナーの実施時期・対象業種は年度ごとに変わります。電話番号や受付時間は変更される場合があるため、利用前に各窓口の公式ページで最新を確認してください。

📌 公式情報源
  • 北海道外国人相談センター(HIECC):hiecc.or.jp/soudan(2026年6月時点)
  • さっぽろ外国人相談窓口(札幌国際プラザ):sapporolife.info

3. 北海道庁①|採用前に使う=セミナー・合同説明会・相談会

「外国人材を採りたいが、制度も採用ルートも分からない」段階で最初に頼れるのが、北海道庁の外国人材活躍促進事業外国人材受入・定着促進事業です。いずれも道内企業向けで、参加費は基本無料。具体的に何があるかを見ていきましょう。

外国人材採用・定着セミナー&座談会

在留資格などの基礎知識から、採用後の定着対策までを学べるセミナーです。たとえば2025年度(令和7年度)には、2025年11月7日(金)に「外国人材採用・定着セミナー&座談会」(札幌市中央区sapporo55ビル5階/対面・オンライン併用)が開催されました。二部制で、第一部が制度の基礎、第二部が定着の実務という構成です。座談会では実際に外国人材を受け入れている企業の声を直接聞けるのが特徴で、「初めての受け入れで不安」という経営者には情報収集の入り口として有効です。

業種別の受入セミナー

北海道庁は業種を絞ったセミナーも実施しています。2025年度には「自動車運送業 外国人材受入セミナー」(2025年11月7日(金)10:30〜/オンライン)が開かれ、特定技能の基礎知識や採用費用が解説されました。介護・外食・宿泊・建設・農業など、人手不足が深刻な業種ごとにこうしたセミナーが企画されることがあるため、自社の業種に合うものがないか、国際課の事業ページを定期的に確認すると良いでしょう。

合同就職説明会・留学生インターンシップ

採用ルートそのものを開拓したい企業には、外国人材受入・定着促進事業の合同就職説明会や留学生インターンシップが向いています。道内に就業先がある企業が対象で、委託事業者が留学生の募集・マッチングを担います。インターンシップは企業からの仮申込後に募集要項を提出する流れで、募集は随時受付。留学生(技人国などホワイトカラー人材)を狙う企業にとって、行政がマッチングを後押ししてくれる貴重な機会です。

💡 使い方のコツ

セミナーや説明会は年度の予算で実施回数・時期が決まるため、「今年はいつ・何があるか」を国際課(011-204-5113)または事業ページで確認するのが確実です。募集開始から開催まで期間が短いこともあるので、外国人材の受け入れを検討し始めたら早めにアンテナを張っておきましょう。採用方法そのものの全体像は、北海道で外国人材を採用する完全ガイドもあわせてご覧ください。

📌 公式情報源
「うちはどの窓口を使えば?」を10分で整理

北海道の行政支援は数が多く、採用前・採用後で使う窓口が変わります。自社の業種・段階に合わせて「今すぐ使える支援」と「申請の順番」を無料でご案内します。インドネシア人材の採用実績が豊富な当社が、行政の支援と民間の支援をどう組み合わせるかまで具体的にお話しします。

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4. 北海道庁②|採用後に使う=定着支援・居住サポーター・多文化共生

外国人材は「採って終わり」ではなく、生活面・地域での定着が続けば長く戦力になります。北海道庁は採用後の定着を支える仕組みも整えています。早期離職を防ぐ観点で、採用前から知っておくと安心です。

外国人居住サポーター制度(住宅確保)

外国人材の受け入れでつまずきやすいのが住まいの確保です。言語や生活習慣の違いから、賃貸契約を断られるケースが少なくありません。北海道の外国人居住サポーター制度は、外国人の民間賃貸住宅への入居を積極的に仲介・支援する不動産店・団体を登録・公開する仕組みです。受け入れ企業が社員の住まいを探す際、登録されている不動産店に相談すれば、外国人入居に理解のある事業者にたどり着きやすくなります。不動産店・団体側は登録用紙で申請できます(問い合わせ:国際課 011-204-5113)。

多文化共生に係る施策・日本語学習支援

北海道は多文化共生を施策の柱に掲げ、地域での日本語学習機会の確保や、外国人住民が暮らしやすい環境づくりを進めています。具体的には、地域日本語教室の情報提供、多文化共生に関する啓発・シンポジウム、市町村との連携などです。受け入れ企業にとっては、自社だけで日本語学習をすべて抱え込むのではなく、地域の日本語教室を活用する選択肢を持てる点が実務的なメリットになります。日本語力の定着は早期離職の防止にも直結します。

地域外国人材受入れ・定着モデル事業

北海道は、厚生労働省の「地域外国人材受入れ・定着モデル事業」のモデル地域に選定され、北海道労働局と連携して受け入れ・定着の取組を進めてきました。企業向けセミナー、外国人材と企業の交流会、合同企業面接会などが行われており、こうした官民連携の場は、採用ルートの開拓だけでなく、地域内での定着ノウハウの共有にもつながっています。

📌 公式情報源

5. 相談窓口|北海道外国人相談センター・さっぽろ外国人相談窓口

受け入れた外国人材本人が生活で困ったとき、そして企業が「対応に迷ったとき」に頼れるのが多言語の相談窓口です。いずれも無料で、在留資格を問わず利用できます。

北海道外国人相談センター(HIECC)

北海道全域をカバーする一元的な相談窓口です。運営は公益社団法人 北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)。在留手続・国籍、役所での手続き、健康保険・医療・病院、出産・子育て、教育、仕事(労働・雇用)、税金・年金、福祉・介護・生活保護、法律相談、緊急・防災まで、生活のほぼ全領域に対応します。

項目 内容
電話 011-200-9595(メール:support@hiecc.or.jp)
対応言語 日本語・やさしい日本語・英語・中国語・韓国語・タガログ語・ベトナム語・ロシア語・インドネシア語・タイ語・ネパール語・ミャンマー語(電話通訳で更に5言語以上)
受付時間 月〜金 9:00〜12:00/13:00〜17:00(土日祝・年末年始休み)

インドネシア語に対応している点は、インドネシア人材を受け入れる企業にとって心強いポイントです。在留手続きで本人が困ったときや、医療・行政の手続きで言葉の壁にぶつかったとき、企業がすべてを抱えなくても、まずこの窓口を案内できます。

さっぽろ外国人相談窓口(札幌市内)

札幌市内の外国人を対象に、公益財団法人 札幌国際プラザが札幌市の委託を受けて運営する窓口です。電話番号は011-211-3678、受付は月〜金9:30〜17:00(水曜のみ19:00まで延長)。注目すべきは、この窓口が「外国人本人だけでなく、受入機関や支援者からの相談も受け付けている」点です。つまり企業(受入機関)が直接相談できる明示があり、札幌に拠点のある企業にとっては実務的に使いやすい窓口といえます。相談員はやさしい日本語・英語・中国語・シンハラ語(月〜金)、ベトナム語(金曜)に対応し、電話通訳でインドネシア語を含む多数の言語に対応します。

💡 市町村ごとに窓口がある

札幌市以外でも、苫小牧市など多くの市が独自の外国人相談窓口を設けています。自社の所在地(社員の居住地)の市役所サイトで「外国人 相談窓口」を検索すると、最寄りの窓口が見つかります。広域の相談は北海道外国人相談センター、身近な手続きは市町村窓口、と使い分けると効率的です。

📌 公式情報源

6. 北海道労働局|雇用状況届出・雇用管理アドバイザー(無料)

外国人材を雇う企業が必ず関わるのが北海道労働局・ハローワークです。義務である届出と、知らないと損をする無料相談の両方があります。

外国人雇用状況の届出(義務)

事業主は、外交・公用・特別永住者を除く外国人を雇い入れたとき・離職したときに、氏名・在留資格・在留期間などをハローワークへ届け出る義務があります(届出を怠ると罰則の対象)。届出はインターネット・郵送・窓口で可能で、令和2年(2020年)3月からは在留カード番号の記載が必須です。雇用保険の被保険者になる場合は資格取得届と兼ねられます。初めての受け入れでは、この届出を失念しないよう採用フローに組み込んでおきましょう。

外国人雇用管理アドバイザー(無料の労務相談)

あまり知られていませんが、北海道労働局は外国人雇用管理アドバイザーによる無料の人事労務相談を実施しています。「外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針」に沿った、就業規則・労務管理・コミュニケーションの相談に対応します。毎週水曜日(年末年始・祝日除く)13時〜17時に予約制、相談料は無料。受け入れ前の体制づくりから、受け入れ後のトラブル予防まで相談できるため、社労士に依頼する前のセカンドオピニオンとしても有効です。

外国人・留学生支援コーナー(ハローワーク札幌)

ハローワーク札幌内の外国人・留学生支援コーナー(札幌市中央区北4条西5丁目 大樹生命札幌共同ビル5階/電話011-200-9923)では、英語・中国語・韓国語の多言語で職業相談・職業紹介を行っています。外国人求職者と企業のマッチングの場として、採用ルートの一つに加えられます。

📌 公式情報源

7. 市町村の支援|苫小牧市など独自制度の探し方

北海道庁の支援に加えて、市町村が独自の外国人材支援を設けていることがあります。内容は自治体ごとに大きく異なり、年度予算で変わるため、自社所在地の市町村を必ず個別に確認するのが鉄則です。

たとえば苫小牧市は、外国人材受入企業を対象とした支援事業や、外国人住民向けの相談・生活情報提供を行っています。こうした市町村独自の支援は「外国人材受入企業支援事業」「多文化共生推進事業」などの名称で出ていることが多く、地域の人手不足対策として年々充実する傾向にあります。

🔍 市町村の支援の探し方(3ステップ)
  1. 自社所在地の市町村サイトで「外国人材 支援」「多文化共生」「外国人 相談」を検索する
  2. 商工・産業振興の担当課に「外国人材の受け入れで使える支援はあるか」を直接問い合わせる
  3. 北海道庁の制度(セミナー・相談・居住サポーター)と重複可否・併用可否を確認する

市町村ごとに事業の有無・金額・要件が違うため、本記事で個別額を断定することは避けます。最新は必ず各市町村の窓口でご確認ください。お金の支援(補助金・奨励金)については次の章で全体像を整理します。

📌 公式情報源

8. お金の支援(助成金・補助金)との関係

ここまでは主に「相談・セミナー・マッチング」といった無料の行政支援を見てきました。一方で、外国人材の採用・定着にはお金の支援(助成金・補助金)もあります。混同しないよう、関係を整理しておきましょう。

支援の種類 内容 主な窓口
無料の行政支援(本記事の主題) セミナー・相談・マッチング・定着支援。費用は基本かからない 北海道庁・相談センター・労働局・市町村
外国人特化の国の助成金 人材確保等支援助成金(外国人労働者就労環境整備助成コース)が代表格 北海道労働局/ハローワーク
国籍を問わない国の助成金 キャリアアップ助成金・人材開発支援助成金を外国人材にも活用 北海道労働局/ハローワーク
北海道・市町村の独自制度 人材確保奨励金・支援金など(年度・予算枠で変動) 北海道(産業人材課)・各市町村

外国人雇用に特化した国の助成金は、就労環境を整える取組に出る「人材確保等支援助成金(外国人労働者就労環境整備助成コース)」がほぼ唯一の特化制度です。それ以外は国籍を問わない助成金(キャリアアップ助成金など)を外国人材にも使うのが基本です。金額・要件は毎年変わるため、詳しくは外国人採用で使える助成金・補助金の解説記事で最新を整理しています。本記事の「無料の行政支援」と、助成金の「お金の支援」は、両方を組み合わせて使うのが北海道で外国人材を受け入れる際の王道です。

📌 公式情報源

9. 段階別|いつ・どの窓口を使うかの逆算チェック

最後に、受け入れの流れに沿って「どの段階で、どの窓口を使うか」を一目でわかる形に整理します。採用したい入社時期から逆算して、早めに着手すべき手続きが見えてきます。

STEP 1|検討期
情報を集める
STEP 2|採用準備
人材と出会う
STEP 3|受入時
届出・住まい
STEP 4|受入後
相談・定着
← 入社希望時期から逆算して、STEP1は数か月前に着手 →
段階 やること 使える窓口・支援
STEP 1
検討期
①制度(特定技能・育成就労・技人国等)の基礎を学ぶ ②費用感を把握する 北海道庁の採用・定着セミナー/業種別セミナー/労働局の雇用管理アドバイザー(無料相談)
STEP 2
採用準備
①採用ルートを決める ②人材と出会う ③支援機関を選ぶ 合同就職説明会/留学生インターンシップ/ハローワーク外国人・留学生支援コーナー
STEP 3
受入時
①外国人雇用状況届出(義務)②住まいの確保 ③助成金の事前確認 ハローワーク(届出)/居住サポーター制度/北海道労働局(助成金)
STEP 4
受入後
①生活相談の窓口を本人に案内 ②日本語学習を支える ③定着フォロー 北海道外国人相談センター/さっぽろ外国人相談窓口/地域日本語教室・多文化共生施策
⏰ 逆算のコツ

特定技能などで海外から人材を受け入れる場合、在留資格の申請に数か月かかり、渡航準備も加わります。入社希望時期の半年前にはSTEP1の情報収集を始めるのが安全です。北海道はセミナーの実施時期が年度で決まるため、「使いたいときに開催がない」を避けるためにも早めの着手が大切です。受け入れ全体の進め方や費用は特定技能の費用の実額ガイド、信頼できる登録支援機関の選び方もあわせてご確認ください。

10. よくある質問(FAQ)

各項目をタップで開閉できます。回答は2026年6月時点の公式情報に基づきます。制度・窓口は更新されるため、利用前に各窓口で最新をご確認ください。

Q. 北海道で外国人材の採用を初めて検討しています。まずどこに相談すればいいですか?
情報収集の段階なら、北海道庁 総合政策部国際局国際課(011-204-5113)の外国人材採用・定着セミナーや相談会が入り口に向いています。労務面の不安があれば、北海道労働局の外国人雇用管理アドバイザー(無料・予約制・毎週水曜13〜17時/011-709-2311)も活用できます。民間の支援機関とあわせて検討すると、より具体的に進められます。
Q. 行政の相談窓口や支援は、企業(受入機関)でも使えますか?
北海道庁の採用セミナーや合同説明会、北海道労働局の雇用管理アドバイザーは企業向けの支援です。生活相談窓口のうち、さっぽろ外国人相談窓口は「外国人本人だけでなく受入機関・支援者からの相談も受け付ける」と明示しています。北海道外国人相談センターは主に外国人本人の生活相談が中心ですが、企業が困りごとを相談者本人に案内する窓口として活用できます。
Q. 相談窓口はインドネシア語に対応していますか?
北海道外国人相談センター(011-200-9595)はインドネシア語を含む13言語に対応し、電話通訳でさらに多くの言語に対応します。さっぽろ外国人相談窓口(011-211-3678)も電話通訳でインドネシア語に対応しています。インドネシア人材を受け入れる場合、本人が言葉の壁で困ったときにこれらの窓口を案内できます。
Q. 外国人を雇ったら、行政への届出は必要ですか?
必要です。事業主は外国人(外交・公用・特別永住者を除く)を雇い入れたとき・離職したときに、氏名・在留資格・在留期間などをハローワークへ届け出る義務があります(怠ると罰則の対象)。届出はインターネット・郵送・窓口で可能で、在留カード番号の記載が必須です。採用フローに組み込んで失念を防ぎましょう。
Q. 外国人材の住まいが見つかりません。行政の支援はありますか?
北海道の外国人居住サポーター制度があります。外国人の民間賃貸住宅への入居を積極的に支援する不動産店・団体を登録・公開する仕組みで、登録された事業者に相談すれば外国人入居に理解のある店にたどり着きやすくなります。問い合わせは国際課(011-204-5113)です。住宅確保は定着の大きな要素なので、採用前から準備しておくと安心です。
Q. 行政の無料支援と、助成金や民間の支援機関は併用できますか?
基本的に併用できます。むしろ「行政の無料支援(セミナー・相談・定着支援)」と「お金の支援(助成金)」「民間の人材紹介・登録支援機関」を組み合わせるのが王道です。助成金の併用可否は制度ごとに条件があるため、北海道労働局やハローワークで個別に確認してください。お金の支援の全体像は外国人採用助成金の解説記事をご覧ください。
Q. 自分の市町村の支援を知りたいのですが、どう探せばいいですか?
市町村サイトで「外国人材 支援」「多文化共生」「外国人 相談」を検索し、商工・産業振興の担当課に直接問い合わせるのが確実です。苫小牧市など外国人材受入企業を支援する制度を持つ自治体もあります。内容は自治体ごと・年度ごとに異なるため、本記事では個別額を断定しません。最新は必ず各市町村の窓口でご確認ください。

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公式情報源リスト(ブックマーク推奨)

機関・制度 公式URL
北海道庁 外国人材に関する取組(国際課) pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsk/gaikokujinzai.html
北海道庁 外国人材活躍促進事業 pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsk/176511.html
北海道外国人相談センター(HIECC) hiecc.or.jp/soudan
さっぽろ外国人相談窓口(札幌国際プラザ) sapporolife.info
北海道 外国人居住サポーター制度 pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsk/promo/kyoju-support.html
北海道労働局 外国人の雇用について jsite.mhlw.go.jp/hokkaido-roudoukyoku/...
出入国在留管理庁(在留資格) moj.go.jp/isa
自治体国際化協会(CLAIR)相談窓口一覧 clair.or.jp/...

本記事は2026年6月時点の公式情報に基づき作成しています。制度名・事業内容・連絡先・受付時間は年度や予算により変更されることがあります。利用前に必ず各窓口の公式ページで最新情報をご確認ください。

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西澤 志門

この記事を書いた人

西澤 志門

株式会社ジンザイネシア取締役。特定技能・育成就労の制度実務と、インドネシア人材の採用・教育・定着支援を専門とする。 登録支援機関として介護・外食・宿泊分野を中心に50社以上を支援。 一般社団法人Nocoders Japan協会理事として、AI・DXによる業務改革も推進。 本コラムでは、受入企業が「本当に知りたい」制度の実務と現場のリアルを発信します。


吉田 卓司

この記事を監修した人

吉田 卓司

株式会社ジンザイネシア代表取締役。 2000年にオイシックス・ラ・大地(東証プライム市場・3182)を共同創業し、2007年に五反田電子商事(現GDX)を創業。2012年にシンガポールへ移住し、2015年にはインドネシアでBeautynesiaを創業のうえ現地財閥法人へ売却。 10年以上のインドネシア在住経験と、日本インドネシア国交55周年の大相撲巡業主催(2013年・1万人以上集客)など現地での実績を基盤に、2023年に株式会社ジンザイネシアを創業。 本コラムでは、特定技能・育成就労に関する制度実務とインドネシア人材の採用・教育・定着支援の知見を、登録支援機関の立場から監修します。

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