介護技能評価試験とは?難易度・合格率・過去問対策【インドネシア人材の合格状況データ付き】
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介護技能評価試験とは?難易度・合格率・過去問対策【インドネシア人材の合格状況データ付き】

📣 当社の現場から(インドネシア人材専門の登録支援機関として)

当社・株式会社ジンザイネシア(登録支援機関 登録番号 24登-007405)は、インドネシア人材に特化して受け入れを支援しています。介護事業者からのご相談で多いのは「どの在留資格から検討すべきか分からない」「採用できても定着するか不安」という声です(よくいただくご相談の典型例)。現場で実感するのは、成否を分けるのは制度知識より入職後の定着支援だということ。当社が支援する人材の離職率は5.6%と低水準で推移しています(自社実績・2026年6月時点)。

結論|介護で必要な3試験と合格状況

特定技能介護で入国するには 3つの試験合格が必要です。さらに3年後の介護福祉士国家試験で「永久雇用化」も視野に入ります。本記事では公式サイト・公式統計に基づき、試験の難易度・合格率・対策プログラム・教育投資コストを経営者目線で完全解説します。

▼ 必要な3試験(入国前に合格必須)

  1. 介護技能評価試験:学科40問+実技5問・合格基準60%
  2. 介護日本語評価試験:15問・合格基準60%
  3. 日本語能力試験 N4(JLPT)または国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)

📖 関連記事:日本語レベルの詳細は インドネシア介護人材の日本語レベル|N4・N3で何ができる?/介護分野の全体像は 介護施設がインドネシア人材を採用する完全ガイド をご覧ください。

介護技能評価試験の試験内容

介護業務に必要な専門知識・技能を測る試験です。プロメトリック株式会社が実施機関として運営しています。

試験範囲(学科40問+実技5問)

出題分野 学科 実技
介護の基本10問1問
こころとからだのしくみ6問1問
コミュニケーション技術4問1問
生活支援技術20問2問
40問5問

試験スペック

実施機関プロメトリック株式会社
試験形式CBT(パソコン入力式)/60分
合格基準学科・実技合計の総得点で 60% 以上
受験料(日本国内)1,000円(〜2026年3月)→ 2026年4月以降 2,000円に改定(介護技能評価試験・介護日本語評価試験 各1試験あたり/2026年6月時点)
受験料(海外)国により異なる(最新の国別受験料はプロメトリック公式「国別受験料金」を要確認)
出題言語日本語(インドネシア語ルビ付き)
実施場所日本47都道府県+海外13カ国(インドネシア含む)
実施頻度月曜〜金曜のほぼ毎日(日本国内)

📌 公式情報:試験申込・最新の試験日程・国別受験料は プロメトリック公式サイト をご確認ください(プロメトリックIDの取得から始めます)。受験料改定(2026年4月〜 1,000円→2,000円)の周知は 全国有料老人ホーム協会のお知らせ でも公表されています(2026年6月時点)。

介護日本語評価試験の試験内容

介護現場で使う日本語の理解度を測る試験。技能評価試験と同じくプロメトリックが実施。

出題分野 問題数 出題内容例
介護のことば5問「褥瘡」「嚥下」「拘縮」等の専門用語
介護の会話・声かけ5問利用者・家族・同僚との会話表現
介護の文書5問業務記録・申し送り・連絡帳の読み書き
合計15問・30分合格基準 60%以上

プロメトリック公式ページ(介護分野)」でサンプル問題が公開されています。

日本語能力試験 N4(JLPT)の試験内容

JLPT は世界共通の日本語能力試験。介護分野では N4 合格相当の日本語能力が入国時に必須です。

実施機関日本語能力試験実施機関(JEES/国際交流基金)
試験形式紙ベース/120分/文字・語彙/文法・読解/聴解
N4 到達レベル基本的な日常会話ができる・ゆっくり話せば現場業務に対応可能
学習時間目安約 300時間(ゼロから 6ヶ月集中学習で到達可能)
試験日年2回(7月第1日曜・12月第1日曜)
受験料(日本国内)7,500円(消費税込)
代替試験国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)でも代替可能

📌 公式情報:試験日程・申込は JLPT公式サイト/国内申込は JEES 日本語能力試験 でご確認ください。申込はインターネットのみ(郵送不可)。

インドネシア人候補者の合格率と傾向

業界実績データから、インドネシア人候補者の合格傾向を整理します。

試験 業界平均(インドネシア人) 対策プログラムあり
介護技能評価試験60〜70%85% 以上
介護日本語評価試験70〜80%90% 以上
JLPT N450〜60%80% 以上

※ 業界平均は業界実務の目安値(特定技能ルートの国別合格率は公式統計に限りあり)。対策プログラムあり数値はジンザイネシア支援対象者実績。

インドネシア人候補者の特徴

言語的優位性ローマ字表記言語 → ひらがな・カタカナ習得が他言語話者より速い
介護への適性「年長者を敬う」「献身的に向き合う」文化が介護理念と親和性高い
学習意欲「日本で長く働きたい」志向 → 試験合格への投資意欲が高い
合格までの典型期間3〜4ヶ月の集中対策プログラムで3試験合格水準に到達

過去問・サンプル問題の入手先(公式)と対策の進め方

介護技能評価試験・介護日本語評価試験の対策は、公式の無料教材から始めるのが最短です。市販教材より先に、まず以下を押さえてください。

公式教材入手先・内容
試験問題例(サンプル問題)試験実施機関プロメトリックの公式ページで公開。出題形式・画面操作(CBT)に慣れるのに必須
学習用テキスト厚生労働省が試験の出題範囲に対応した学習用テキストを公開(多言語版あり)。出題基準に沿った唯一の「公式過去問相当」教材

なお、本試験の過去問そのものは非公開です。「過去問対策」は①学習用テキストを章ごとに読み込む → ②サンプル問題で形式に慣れる → ③模擬テスト(テキスト章末・対策講座)で時間配分を身につける、の3段階で進めるのが定石です。インドネシア語版テキストを併用すると、日本語力が発展途上の候補者でも内容理解が先行でき、合格率が安定します。

試験対策プログラムの設計(入国前・入国後)

入国前の対策(3〜4ヶ月の集中学習)

① 日本語基礎(N4 取得)

ローマ字→ひらがな・カタカナ→漢字の順で習得。週20時間×16週間で N4 到達が標準ペース。

② 介護専門用語 1,000語

「褥瘡」「嚥下」「拘縮」「移乗」「清拭」等。動画教材+反復演習で記憶定着。専用カードアプリ活用も効果的。

③ 介護技能の基礎学習

日本の介護理念・基本介護技術・記録の書き方・コミュニケーション技術。日本式介護動画を視聴して場面理解を深める。

④ 模擬試験(月1回×3回以上)

本番形式(CBT)の模擬試験で操作慣れ・時間配分・弱点把握。AI 採点で個別フィードバックを提供。

入国後の継続学習

入国後も日本語 N3 → N2 への継続学習と、介護福祉士国家試験対策を並行。月1回の社内勉強会+オンライン教材で長期戦力化します。

期間 学習内容
入社1年目業務日本語の集中強化(N3 到達)/介護現場OJT
入社2年目夜勤対応・看取り対応の習熟/実務者研修の修了/介護福祉士試験対策開始
入社3年目介護福祉士国家試験 受験・合格 → 在留資格「介護」へ移行(永久雇用化)

介護技能評価試験の対策、サポートが必要な方へ

自社のケースで知りたい方は、無料の実務資料、または30分のオンライン無料相談でお答えします(無料・しつこい営業はしません)。

介護福祉士国家試験(3年後の到達目標)

3年の実務経験+実務者研修で受験資格が得られる介護福祉士国家試験は、合格すれば在留資格「介護」へ移行でき、永久雇用化・家族帯同可となります。

実施機関公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
受験手数料18,380円(出典:社会福祉振興・試験センター/2026年6月時点)
試験日(直近)第38回試験:2026年1月25日(毎年1月下旬実施)
受験資格実務経験3年以上+実務者研修修了
試験内容筆記試験(125問・220分)+実技試験(免除制度あり)
全体合格率(第38回)70.1%(受験者 78,469人/合格者 54,987人)
EPA外国人候補者合格率(第38回)31.8%(合格者380名)
EPA インドネシア合格率(第37回)36.5%(ベトナム 84.3% / フィリピン 22.8%)
合格後の在留資格「介護」へ移行可能・在留期間無期限・家族帯同可

📌 公式情報:試験日程・過去問・合格発表は 社会福祉振興・試験センター公式サイト/EPA介護福祉士候補者試験結果は 厚生労働省 介護福祉士国家試験合格発表ページ をご覧ください。

EPA インドネシア候補者の合格率は 36.5%(業界平均比較で改善余地あり)ですが、体系的な対策プログラムを組めば合格率は大きく上がります。ジンザイネシアでは介護福祉士合格支援実績多数を有しています。

試験申込フロー(インドネシア国内・国内受験)

受験申込の流れを整理します。実務上は登録支援機関が代行することが多いですが、施設側でも理解しておくと安心です。

1

プロメトリック ID 取得

候補者本人がプロメトリック公式サイトで ID 登録(パスポート情報・連絡先入力)。

2

受験日・会場予約

対策完了予定日に合わせて受験日・会場を予約。日本国内なら47都道府県の指定試験会場から選択。

3

受験料支払い

クレジットカード or コンビニ払いで支払い完了。予約確定。

4

受験当日

パスポート+プロメトリックID 確認書を持参。CBT で受験。試験終了後すぐに仮スコア表示。

5

公式スコアレポート取得

約 5営業日後にプロメトリックマイページから公式スコアレポートをダウンロード可能。ビザ申請書類として活用。

教育投資コストと回収試算

投資項目 コスト 期待効果
入国前 試験対策プログラム紹介料に含む入国前 3試験合格
受験料(3試験 計/日本国内・受験1回分)約 11,500円
(2026年4月〜)
介護技能評価 2,000円+介護日本語評価 2,000円+JLPT N4 7,500円
(〜2026年3月は約9,500円。2026年6月時点)
入国後 N3 → N2 教育(教材・オンライン講座等)月 3,000〜10,000円
(目安)
業務範囲拡大(夜勤・記録)
※教材・スクールにより変動
介護福祉士 受験対策(2〜3年目/実務者研修・講座等)10〜20万円
(目安)
永久雇用化+早期離職にともなう再採用コストの再発を防ぐ

💎 投資判断:合計で年間 10〜30万円程度(いずれも目安)の教育投資により介護福祉士合格による永久雇用化(在留資格「介護」への移行)が見込めれば、早期離職にともなう再採用コスト(紹介料・初期費用の再発生)を抑える「保険」として合理的な投資と考えられます。
※再採用コストの実額は採用ルート・職種・地域により大きく異なります。具体的な試算は個別にご相談ください。

よくある失敗と回避策

失敗パターン 回避策
① 模擬試験なしで本番受験 → 不合格入国前に最低3回の模擬試験を実施。弱点を可視化して個別補強。
② 日本語学習時間が不足N4 到達には 300時間必要。日中の集中学習+夜の自習を組み合わせる。
③ 介護専門用語の暗記漏れ1,000語のリスト化+カードアプリで反復演習。週1回の確認テスト。
④ 介護福祉士受験対策の先延ばし入社1年目から計画的に対策開始。月1回の模擬試験で進捗管理。
⑤ 対策プログラムなしの業者選定登録支援機関選定時に「試験対策プログラムの有無・合格実績」を必ず書面確認。

公式情報源リスト(ブックマーク推奨)

本記事の情報の一次ソースとなる公式サイトを整理します。最新情報の確認用にブックマーク推奨です。

サイト 用途
プロメトリック 特定技能評価試験特定技能評価試験「介護」・介護日本語評価試験の試験日・申込・国別受験料・サンプル問題
全国有料老人ホーム協会 受験料改定のお知らせ介護分野 特定技能評価試験の受験料改定(2026年4月〜 1,000円→2,000円)の周知
日本語能力試験 JLPT 公式JLPT 試験日程・レベル基準・過去問サンプル
JEES 日本語能力試験JLPT 国内受験申込・受験票発行・結果確認
社会福祉振興・試験センター介護福祉士国家試験 試験概要・受験手数料(18,380円)・試験日程・過去問・合格発表
厚生労働省 第38回 介護福祉士国家試験 合格発表最新の全体合格率・EPA外国人候補者合格率
厚労省 EPA 介護福祉士候補者試験結果EPA インドネシア・ベトナム・フィリピンの国別合格率データ

🏆 試験対策プログラム+介護福祉士合格支援の実績

入国前から介護福祉士合格まで
一気通貫の教育プログラム提供

サービス概要を見る →

【無料】介護 試験対策・学習計画PDF + 無料相談

よくある質問

各項目をタップ/クリックすると回答が開きます(回答は一次情報・公的データに基づきます)。

Q. 介護技能評価試験とは何ですか?
特定技能「介護」で就労するための技能試験です。介護の基本知識・技能を問い、あわせて日本語試験(JFT-Basic等)と介護日本語評価試験の合格も必要です。
Q. 合格率・難易度は?
分野・実施回により変動します。本記事に直近の合格状況データを掲載しています。最新の合格率は実施機関の公表値でご確認ください。
Q. 過去問は入手できますか?
公式の過去問は原則非公開ですが、サンプル問題や学習教材が公開されています。本記事で公式の入手先と対策の進め方を解説しています。
Q. インドネシア人材の合格状況は?
インドネシアは介護分野で受験・合格者が多い送出国の一つです。本記事に状況データを掲載しています。
Q. 試験対策はどう進めればよいですか?
技能・日本語・介護日本語の3本柱で、送り出し機関の教育課程+自習+模擬問題が基本です。入国後の継続学習も定着に有効です。
Q. 試験に合格すれば即戦力ですか?
基礎の証明にはなりますが、現場対応は実務経験で差が出ます。採用面接で実地経験を確認してください。

まとめ|次のアクション

特定技能介護の3試験は 体系的な対策プログラムで合格率を業界平均から大幅に上げられます。さらに介護福祉士国家試験まで見据えた長期計画で 永久雇用化を実現できます。

STEP 1:3試験の難易度・合格状況を理解(本記事)

2

STEP 2:日本語レベルの実務範囲 → N4・N3で何ができる?

3

STEP 3:費用・期間・流れ → 特定技能介護の費用・期間・流れ

4

STEP 4:介護分野の全体像 → 介護施設向け完全ガイド

▼ 教育投資の鉄則

入国前の対策+3年の介護福祉士計画=永久雇用化
これで人手不足は構造的に解決できます。

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西澤 志門

この記事を書いた人

西澤 志門

株式会社ジンザイネシア取締役。特定技能・育成就労の制度実務と、インドネシア人材の採用・教育・定着支援を専門とする。 登録支援機関として介護・外食・宿泊分野を中心に50社以上を支援。 一般社団法人Nocoders Japan協会理事として、AI・DXによる業務改革も推進。 本コラムでは、受入企業が「本当に知りたい」制度の実務と現場のリアルを発信します。


吉田 卓司

この記事を監修した人

吉田 卓司

株式会社ジンザイネシア代表取締役。 2000年にオイシックス・ラ・大地(東証プライム市場・3182)を共同創業し、2007年に五反田電子商事(現GDX)を創業。2012年にシンガポールへ移住し、2015年にはインドネシアでBeautynesiaを創業のうえ現地財閥法人へ売却。 10年以上のインドネシア在住経験と、日本インドネシア国交55周年の大相撲巡業主催(2013年・1万人以上集客)など現地での実績を基盤に、2023年に株式会社ジンザイネシアを創業。 本コラムでは、特定技能・育成就労に関する制度実務とインドネシア人材の採用・教育・定着支援の知見を、登録支援機関の立場から監修します。

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